投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
「ダウ理論」を使えば相場の世界で勝てるのウソ。「ダウ理論」使いこなせていますか?
ダウ理論は次の6つの基本法則があります。
- A 平均はすべての事象を織り込む
- B トレンドには3種類ある
- C 主要トレンドは3段階からなる
- D 平均は相互に確認されなければならない
- E トレンドは出来高でも確認されなければならない
- F トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
ダウ理論から本当に学ぶべきことは、6つの基本法則を知識として覚えることではありません。
この6つを覚えたとしても、残念ながらほとんどの場合、相場で勝てるようにはなりません。
本当に必要なことは、ダウ理論を知識として覚えることではありません。
ダウ理論の本質を理解して、今の相場で使いこなせるようになることです。
ダウ理論を知識として知ることと、ダウ理論の本質を見抜くことの違いは何でしょうか?
ダウ理論を理解して使いこなせるようになるにはどうすればいいのでしょうか?
「ダウ理論」の本質を見抜くためには
ダウ理論について基本法則を解説している人は山ほどいますが、チャールズ・ダウがどんな人でどんなトレードをしていたのかを考察している人は少ないです。
…というか見たことがありません。
それこそが本来考えるべきことです。
ダウ理論を深掘りするために、次のような質問を用意しました。答えることができるでしょうか?
- ダウさんはどんな人だったのか。
- ダウさんはどんなトレードをしていたのか?
- ダウさんはどんなチャートを見ていたのか?
- ダウさんはどうやってダウ理論を考え出したのか?
ダウ理論について学ぶ方法はいくつかありますが、世界中のトレーダーが注目している文献をもとに考えていくのがいいかと思います。
世界中のトレーダーが注目している=優位性があると考えられるからです。
今回はジョンJ・マーフィーさんが書いた「先物市場のテクニカル分析」という著作からダウさんについて考えていきましょう。
この本の原書は1986年に発行され、和訳は1990年に発行されています。
テクニカル分析をしてトレードする多くの人が読んでいる良書です。
良書だと言った根拠は、この本が今もなお重版になって発行されているという点です。
2022年7月時点では41版が発行されています。ものすごい多くてびっくりしますよね。
それだけ多くのトレーダーに注目され、読まれているということが分かります。
ジョンJ・マーフィーの「先物市場のテクニカル分析」はテクニカル分析のバイブル
ジョンJ・マーフィーさんの「先物市場のテクニカル分析」では次のようなことが学べます。
目次にある内容を分かりやすくまとめました。(目次とは少し内容を変えています。本来はかなり項目が多くて、専門用語も出てきます。)
- テクニカル分析とは
- ダウ理論とは
- トレンドとは
- トレンド転換のチャートパターン
- トレンド継続のチャートパターン
- 移動平均線の深い考察
- オシレーターの深い考察
- エリオット波動の考え方
- タイム・サイクルの考え方
- マネー・マネジメントとトレード戦略
本格的にテクニカル分析をやりたい方は目を通してもいいかと思います。
余談ですが、僕は自分の納得できる部分だけ繰り返し読んで、辞書のように使っています。
なんか違うなと思う場所は、全く読んでいません。
特に読み込んでいるのは次の内容です。
- テクニカル分析とは
- ダウ理論とは
- トレンドとは
- サポートとレジスタンスの心理的背景
- トレンド転換のチャートパターン
- トレンド継続のチャートパターン
- 移動平均線 → 移動平均線は優位性が低いことが分かります。
- マネーマネジメントとトレード戦略
まさにテクニカル分析の原点ともいえる著書です。
つまり、優位性のあるポイントを見つける手掛かりになる本です。
この本を「チャールズ・ダウは何に注目していて、どんなトレードをしていたのか?」という視点で読み進めていくと、次のようなことが分かります。
チャールズ・ダウはどんなトレードをしていたのか?結論。株式の長期のトレンドフォロアーだった。
ジョンJ・マーフィーの「先物市場のテクニカル分析」からダウ理論を考察してみましょう。
残念ながらダウさんが月足、週足、日足、どのチャートを見ていたのかはこの文献には書かれていませんが、主要トレンドに関心を持っていたダウさんは、おそらく日足以上の足を分析していたのだろうと推察できます。
では一体、ダウさんはどんなトレードをしていたのでしょうか?
「主要トレンドに関心を持っていた」ということは長期のトレンドフォロアーだったことは間違いなさそうです。
きっと「二次トレンドや小トレンドで押し目を付けた時に買いを入れて、半年後や一年後に利益が出たらいいよね。」というスタンスでトレードをしていたのでしょう。
主要トレンドに関心を持っていたということは、逆に考えれば、ダウさんは1分足、5分足、15分足などの短い足は見ていなかったのではないかと考えることができます。
時代的にも日足未満のチャートはなかった可能性があります。
つまり、ダウさんはスキャルパーでもないし、デイトレーダーでもなかったということです。(あくまでも僕の考えです。)
そんな長期のトレンドフォロアーのダウさんが作ったのが、ダウ理論だったということです。
ダウ理論は万能なのか?どんな相場、どんな時間足でも使えるのか?
ジョンJ・マーフィーの著書の手掛かりを参考にすれば「ダウ理論はどんな相場、どんな時間足でも使うことができるのか?」という問題に対して、ある程度の答えを導き出すことができます。
「ダウ理論」はどんな相場(株式・先物・為替)に当てはまるのか?
ダウ理論はもともと「株式」を対象にして考えられた理論です。
しかし、「先物市場のテクニカル分析」を書いたジョンJ・マーフィーはダウ理論は商品先物市場にも非常によく当てはまると考察しています。
つまり、金や銀、原油などの先物からドル円やユーロドル、ポンドドルなどの為替においてもダウ理論は当てはまると考えられます。
- ダウ理論を使ってドル円のチャートを分析する
- ダウ理論を使ってゴールドのチャートを分析する
- ダウ理論を使って株式のチャートを分析する
このような考え方は、基本的にOKだということが分かります。
「ダウ理論」はどんな時間足でも当てはまるのか?
よく「1分足や5分足、15分足などの短い時間足でもダウ理論が通用しますか?」という質問に対して、「どんな相場でもダウ理論は通用します!」と答えている方を目にしますが、言わせてもらいたいことがあります。
チャールズ・ダウは、そもそも1分足、5分足、15分足見てませんから!!
ダウさんは、スキャルパーでもなければデイトレーダーでもありませんでした。
そういったことを知らずに、表面上の知識で相場を見てしまうのはもったいないことだと思います。
ちなみに、エリオット波動理論を考えたラルフ・ネルソン・エリオットも、短い時間足(1分足や5分足、15分足)を見ていませんでした。
つまり、「ダウ理論」はチャールズ・ダウが考えるトレンド(主要トレンド・二次トレンド・小トレンド)をトレンドフォローするために考え出されたものであり、そもそも短い時間足を分析対象とはしていなかったということです。
- 「ダウ理論」を使って主要トレンドのトレンドフォローをする(長期トレンド)
- 「ダウ理論」を使って二次トレンドのトレンドフォローをする(中期トレンド)
- 「ダウ理論」を使って小トレンドのトレンドフォローをする(短期トレンド)
これが本質的な使い方だと考えられます。
長期のトレンドフォローをしていたダウさんが作ったのが「ダウ理論」だったということを考えれば、ダウ理論で考えるべき足が見えてきます。
よく勘違いされがちな「小トレンド」という言葉の解釈
よく勘違いされがちな「小トレンド」「短期トレンド」という言葉
よく勘違いされがちなのが「小トレンド」の解釈です。
「小トレンド」という言葉を聞くと、1分足、5分足、15分足などをイメージしてしまいがちですが、ダウ理論の「小トレンド」は3週間未満という期間だということです。
- 「小トレンド」=3週間未満のトレンドのこと(ダウ理論)
- 2日~2週間先を見通す(著書 デイトレードより)
- 「小トレンド」=「短期トレンド」
デイトレードの著者であるオリバー・ベレスも、グレッグ・カプラも「2日から2週間先を見通す姿勢でマーケットに参加しなくてはいけない」と言っています。
つまり、「小トレンド」のトレンドフォローをする、「短期トレンド」のトレンドフォローをするということは、2日~2週間、3週間のトレンドを取りに行くということです。
ここを勘違いしている人がめちゃくちゃ多いです。
「小トレンド」は過去検証で見つけられる
僕は、「小トレンド」と「二次トレンド」のトレンドフォローをしているので、4時間足を分析対象としています。
2日~2週間、3週間の「小トレンド」は日足や4時間足を見ると分かります。
そして、3週間~3ヵ月の「二次トレンド」も日足や4時間足を見ると確認できます。
ちなみに、過去検証をすると「小トレンド」や「二次トレンド」をいくつか発見することができます。
例えば2022年のドル円の相場では、ダウ理論で定義されている「小トレンド」と「二次トレンド」が合わせて9回発生していることが分かります。
その9回のうち5回は小トレンド、4回は二次トレンドです。
1年分の検証をさらに5年、10年と広げていくと、もっと面白いことが分かります。
僕はドル円の2013年~2022年の10年間に「小トレンド」と「二次トレンド」がどれくらい発生しているのかを過去検証したことがあります。
1年間に何回くらいの「小トレンド」が発生するのか、何回くらいの「二次トレンド」が発生するのか、平均値や中央値も計算してみました。
すると、とても興味深い結果が出ました。(これについては別記事で解説します。)
もし「ダウ理論」で定義されている「小トレンド」「二次トレンド」をトレンドフォローするなら、4時間足や日足がおすすめです。
繰り返しになりますが、「小トレンド」とは3週間未満のトレンドのことです。
- 「小トレンド」=3週間未満のトレンドのこと(ダウ理論)
- 2日~2週間先を見通す(著書 デイトレードより)
- 「小トレンド」=「短期トレンド」
1分足、5分足、15分足に優位性はあるのか?
もし「ダウ理論」でいうところの「小トレンド」ではなく、「小トレンド」未満のトレンドを狙っていく場合は、それ相応の分析が必要になります。
イメージとしては「小トレンド」の中にある波の1つか、あるいは波の一部分を取っていくという方法です。
先ほど、チャールズ・ダウやラルフ・ネルソン・エリオットが1分足、5分足、15分足を見ていなかったという話をしましたが、その足が使えるかどうかは別の話になります。
ダウ理論や、エリオット波動理論を1分足や5分足、15分足に無理やり当てはめるのではなくて、しっかりと過去検証をして優位性のあるポイントを探し出すということです。
1分足、5分足、15分足のチャートについて1年~数年、できれば数十年にわたって分析すれば、使える手法が発見できるかもしれません。
100回よりも1000回、1000回よりも10000回、検証を積み重ねていって優位性が発見できれば、使える手法である可能性は充分に高いです。
ダウ理論の定義から考えると、デイトレードは「超短期トレンド」を取りに行くということです。
さらに言えば、スキャルピングは「超超短期トレンド」を取りに行くということになります。
足が短くなればなるほど、相場のランダム性も上がっていき、動きが読みにくくなります。
つまり、スイングトレードよりもデイトレードの方が難しく、デイトレードよりもスキャルピングの方が難しいのです。
もし、相場の世界で勝てない、勝つ方法が知りたいという方は、できるだけ難易度の低い「ダウ理論」でいうところの「二次トレンド」「小トレンド」のトレンドフォローがおすすめです。
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