投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
投資について勉強をし始めると、必ずたどり着く1つの答えがあります。
それが「インジケーター」です。
インジケーターには主に2つの目的があります。
- トレンドを判断する
- 買われすぎ売られすぎを判断する
「トレンドを判断する」インジケーターをトレンド系インジケーター、「買われすぎ売られすぎを判断する」インジケーターをオシレーター系インジケーターと言います。
有名なものを7つ紹介します。
トレンド系 インジケーター | オシレーター系 インジケーター |
移動平均線 ボリンジャーバンド 一目均衡表 | MACD RSI ストキャスティクス ウイリアムズ%R |
こんな感じです。
「インジケーターは便利」という落とし穴
どのインジケーターも誰でも無料で簡単に表示させることができます。
そこに落とし穴があります。
これらのインジケーターを初心者に誤解される形でおすすめしている人が多くてびっくりしてしまいます。
いかに間違っている情報がたくさん発信されているのかということです。
投資の世界でインジケーターを使って勝ちを積み重ねるというということは、野球の世界でイチローがヒットを量産するということと同じです。
初心者がイチローのバットを持ったとしても、ヒットを量産できるわけがありませんよね?
それと同じで、初心者がインジケーターを表示させたとしても、まず使いこなすことができません。
それはなぜかというと、表示させることと使いこなすことは全く別のことだからです。
要するに「分かった気持ち」になってしまうのです。
その事実を解説せずに「気軽に使えます!」「勝率が上がります!」「分析の精度が上がります!」「取引の成功率が上がります!」「取引の迷いがなくなります!」と初心者でも簡単に使えるような誤解する内容を発信している人が多いこと、多いこと。
だから、他の方が言わないようなことを、あえて僕が言います。
インジケーターは使いこなすのに1年、いや3年はかかります。
だから手を出さない方がいいです。
投資を失敗させる3つのステップ
先に失敗する方法をお伝えしときます。
こんな感じの誤解を招く伝え方をしている人のなんと多いことか。
トレードスタイルについては下記の記事で詳しく解説しています。
インジケーターについては次の記事も参考にしてみてください。
投資を成功させる3つのステップ
インジケーターを表示させるより前に、もっとやるべきことがあります。
成功する方法は次の3つです。
この順番なんです。
まず最初に必要になってくるのは、「相場を知る」という段階です。
これ抜きにして投資の成功はあり得ません。
投資の世界で成功している人、投資の理論を作った人、インジケーターを作った人のほとんどがチャートを分析するという地道な作業をしています。
つまり、相場について理解しようとしていたのです。
その「相場について理解しようとする」という部分が大事なのであって、インジケーターを使うという方法論に走ってしまうと、痛い目を見ます。
本質が分からないまま、資金が減ってしまうのです。
そうならないためには、正しい情報と正しくない情報を見分けられる目が必要です。
下記の記事では情報の選び方について詳しく解説しています。
インジケーターは本当に使えるのか?
先ほど、インジケーターには主に2つの目的があると話しました。
- トレンドを判断する
- 買われすぎ売られすぎを判断する
このような目的で使われることが多いですが、インジケーターは実際に使えるものなのでしょうか?
優位性が高いのでしょうか?
もし本当に優位性が高く、安定的に収入を得ることができる方法であれば、その方法が確立されてそのインジケーターについての書籍や情報が出回っているはずです。
確かに、インジケーターを使いこなすことができるようになる人もいます。
その人たちは、ほとんどの方がチャートを分析している人です。
つまり、値動きの一次情報である「ろうそく足」を分析できる人たちです。
もし「移動平均線で1億稼げる」「RSIで億り人になれる」「ボリンジャーバンドで資産を100倍にできる」という方法が確立していたとするならば、それ関連の書籍がたくさんあってもいいはずです。
試しに、書店の投資コーナーに行ってみてください。
そして、インジケーターの名前がついている書籍を探してみてください。
びっくりするくらい少ないかと思います。
つまり、インジケーターは使いこなすのが難しく、優位性を見つけるにはそれ相応の努力が必要だということです。
インジケーターの歴史から考える
インジケーターの歴史から考えてみても面白いです。
インジケーターってどれくらいの歴史があるのか知っていますか?
比較的新しいもの?
パソコンができてから?
それとももっと前?
投資の理論も合わせて考えると、かなり歴史があります。
一覧で確認してみましょう。
年 | 理論やインジケーター | 開発した人 | 国 |
1903年 | ダウ理論 | チャールズ・ダウ | アメリカ |
1935年 | 一目均衡表 | 細田悟一 | 日本 |
1938年 | エリオット波動理論 | ラルフ・ネルソン・エリオット | アメリカ |
1950年 | ストキャスティクス | ジョージ・レイン | アメリカ |
1960年 | グランビルの法則 (移動平均線) | J・E・グランビル | アメリカ |
1966年 | ウイリアムズ%R | ラリー・ウイリアムズ | アメリカ |
1970年代後半 | MACD | ジェラルド・アペル | アメリカ |
1978年 | RSI | Jウェルズ・ワインダー | アメリカ |
1983年 | ボリンジャーバンド | ジョン・ボリンジャー | アメリカ |
…結構古いですよね。
ってかめちゃくちゃ古くないですか!?
このほとんどがアメリカの投資家によって開発されたものです。
ちなみに、ろうそく足と一目均衡表は日本生まれ日本育ちです。
表を見てもらうと分かる通りインジケーターは、かなり昔に開発されていることが分かります。
比較的新しいボリンジャーバンドでさえも、40年以上前に開発されたものです。
このことから、次のようなことが考えられます。
- インジケーターはかなり昔から使われてきた。
- 長い間使われてきたが、初心者でも簡単に収益を上げる方法が確立されていない。
- その証拠に、本屋の投資コーナーにインジケーターのタイトルがつく本が少ない。
- インジケーターを作った人たちは、過去チャートをたくさん見てインジケーターを開発した。
- そもそものチャートを見る時間が多いから成功していたのではないか。
少し脱線しますが、身の回りの家電の歴史と比較してみましょう。
年 | 家電製品 |
1877年 | 黒電話 |
1927年 | テレビ |
1930年 | 電気洗濯機 |
1931年 | 電気掃除機 |
1955年 | 電気釜 |
1957年 | 電卓 |
1967年 | フロッピーディスク |
1968年 | ポケベル |
1976年 | ビデオテープ(VHS) |
1978年 | ワープロ |
1978年 | パソコン |
1988年 | 8cmCD |
1992年 | MD |
1995年 | PHS |
比較してみると分かりますが、インジケーターってかなり歴史がありますね。
チャールズ・ダウが活躍していたのは、ちょうど黒電話が流行っていたころです。
そして、エリオット波動理論が流行ったのは、電気洗濯機や電気掃除機が普及し始めたころの話です。
移動平均線が流行り始めたのは、ちょうど電卓が普及し始めたころです。
もしかすると、電卓を使うことによって、チャート分析がより効率的になったのかもしれません。
グランビルさん以外にも、きっとろうそく足の平均値を計算して分析していた人はいたでしょう。
たまたま、グランビルさんがその方法をまとめて著作を出版したことで、「グランビルの法則」という考え方を通して投資の世界に移動平均線が広まっていったのではないかと考えられます。
日本でパソコンが普及し始めたのは1978年からです。
ほとんどのインジケーターは、パソコンが開発されるよりも前に考え出されたものであり、チャートは手書きで、インジケーターも手で計算していたのだと考えられます。
そう考えると、今はかなり便利になりました。
誰でも、簡単に、無料でインジケーターを利用できるわけですから。
何も考えなくても、何も計算しなくても、自動ですべて計算してくれてインジケーターで表示される結果だけを知ることができるようになりました。
それが果たしていいことなのかどうか。
インジケーターを作った人たちは、チャートを見ながら分析していたはずです。
「ろうそく足のどの数値を計算すればいいのか?」「その数値に優位性があるのか?」「平均値とか標準偏差を計算してみたらどうか?」「その結果優位性はあるのか?」そんなことを考えながら、チャートから分かる数字を計算してインジケーターを開発したのだと思います。
僕が思うに、その過程こそが大事です。
世の中はあまりにも便利になりすぎて「その過程」を見るのが難しくなってしまいました。
「このインジケーターは気軽に使えます!」
「このインジケーターは勝率が上がります!」
「このインジケーターを使えば分析の精度が上がります!」
「このインジケーターで取引の成功率が上がります!」
「このインジケーターを使えば取引の迷いがなくなります!」
こういう語りかけを見ると「結果」に注目する人が増えて「過程」がないがしろにされている感じがしてしまうのです。
こう語りかけてくる人のうち、何人がインジケーターの本質を知っているのでしょうか?
値動きの本質を知っているのでしょうか?
値動き、ろうそく足、インジケーターの関係
インジケーターだけに頼るのは、全くの見当違いだということをお話してきました。
そもそも「値動き」「ろうそく足」「インジケーター」は、どのような関係なのでしょうか。
それが分かるとスッキリと理解することができます。
一次情報 | 二次情報 | |
値動き(数字) | ろうそく足 バーチャート | ろうそく足の値から作られるインジケーター 移動平均線 ボリンジャーバンド 一目均衡表 MACD RSI ストキャスティクス ウイリアムズ%R |
図で表すとこんな感じです。
まず、一番大事になってくるのは「値動き」です。常に動いている水平線です。
この値動きが1つ1つの「ろうそく足」を作っていきます。
ろうそく足には始値、終値、高値、安値の4つの情報があります。
バーチャートも同じです。
バーチャートは、海外で使われることが多く、HLOCチャートとも呼ばれています。
HLOCチャートは、H…High L…Low O…Open C…Closeの4つの情報があります。
ろうそく足 | バーチャート (HLOCチャート) |
始値 | O…Open |
終値 | C…Close |
高値 | H…High |
安値 | L…Low |
つまり、バーチャートもろうそく足と同じように始値、終値、高値、安値の4つの情報があります。
チャートの優位性はどこにあるのでしょうか?
それは、見ている人が一番多い情報にあります。
見ている人が一番多いのはどの情報でしょうか。値動き?一次情報?二次情報?
一次情報のろうそく足の値から作られる二次情報のインジケーターは、使う人によって違いがあります。
例えば移動平均線のことを考えてみましょう。
移動平均線を表示させている人もいるし、表示させていない人もいます。
表示させていたとして設定数値が20 75 200の人もいるし、20 50 100の人もいます。
20SMAと20EMAを表示させている人もいます。
つまりバラバラです。
使っている人が少ないということは、見ている人が少ないということです。
見ている人が一番多いのはどの情報でしょうか。値動き?一次情報?二次情報?
1つの見方として、1番は値動き、2番はろうそく足、3番はインジケーターであると考えられます。
特に「値動き」と「ろうそく足」は、ほとんどの投資家が見ているのではないでしょうか。
「世界中の投資家は何を基準に売買判断をしているのか?」そういう視点でチャートを見ることこそが「相場について理解しようとする」ということになってくるわけです。
インジケーターを表示させることよりも先にやるべきことがあります。
失敗する投資と成功する投資の違い
最初に話をした失敗する投資と成功する投資の違いをもう一度考えてみましょう。
インジケーターを表示させるより前に、もっとやるべきことがあります。
大事なので繰り返して言います。
何度でも言います。
インジケーターを表示させるより前に、もっとやるべきことがあります!!
投資の世界で成功している人、投資の理論を作った人、インジケーターを作った人のほとんどがチャートを分析するという地道な作業をしています。
チャートを分析するということは、地味で、退屈で、面白くなくて、それはそれは大変な作業です。
だれもほめてくれません。
ご褒美もありません。
時間もかかります。
絶対に成功する方法はありません。
それでもどうしても勝てるようになりたいという方は、まずは「相場を知る」ことから始めてみてください。
「相場について理解しようとする」という土台がしっかり固まったところで、ようやく次の段階としてインジケーターを1つ選んで、過去検証してみてください。
きっと、ものすごい発見があると思います。
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