【お金の話】「お金の話はしない方がいい」という日本の価値観をぶち壊す

こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード（2日～20日間保有）
◆トレンドフォロー（21日～90日間保有）
下の画像のようなトレードをしています。

「お金の話はしない方がいい」という日本の価値観はもう古くありませんか？

世界ではお金の教育を受けるのが当たり前です。

日常生活でこういったお金の話をするのは「当たり前」のことです。

一方、日本は、お金の教育を積極的にしてきませんでした。

だから、お金に対するイメージも、世界に後れを取っているのが現状です。

僕は、この「お金の話はしない方がいい」という日本の価値観をぶち壊したいと考えています。

世界基準とは全然かけ離れた考え方こそが恥ずかしいという認識にしていくのです。

まずは前提を疑ってみましょう。

情報を鵜呑みにするのではなく「前提を疑う」ということです。

こうやって前提を疑うことで、今までの価値観に疑問を持ちましょう。

それは、合っているかもしれないいし、間違っているかもしれません。

自分の頭で考えることに価値があります。

今までの価値観を疑うことに価値があります。

自分の中にある当たり前を壊して、別の何かに再構成することに価値があります。

お金に関する考え方をアップデートさせていきましょう。

先ほどの質問を、僕なりに回答すると次のようになります。

これが正解だというつもりはありません。

むしろ「それ、おかしいんじゃないの？」くらいに思ってくれていいです。

大事なのは、自分の頭で考えるという次の３つの過程です。

お金に真正面から向き合っていきましょう。

そもそもなんで「お金の話はしない方がいい」と言われるのか

「お金を増やしたい」と考えるのは、本当にいけないことなのでしょうか？

本当に大事なのは、お金についての正しい知識を得ることのはずです。

やってもいいことと、やってはいけないことの区別をすることのはずです。

投資をしてお金を増やす方法と、人をだましてお金を巻き上げる方法を一緒くたにしない方がいいということです。

確かに、世の中には人をだます人がいます。

そんな方法は、論外です。

自分が騙されないようにするためにも、正しい知識を身に付けましょう。

警察庁のHPと、金融庁のHPを見ると、詐欺や投資話についての悪い例がたくさん紹介されています。

警察庁の「特殊詐欺対策ページ」より

警察庁の「特殊詐欺対策ページ」によると、次のような詐欺の手口があることが分かります。

このような「人からお金をだまし取る」行為は絶対にやってはいけないと思います。

というか、人としてやっちゃだめですよね。論外です。

金融庁の「金融庁からのお願い・注意喚起」より

金融庁の「金融庁からのお願い・注意喚起」によると、次のような投資詐欺があることが分かります。

こんなうまい話があったら、要注意です。

というか、詐欺です。

こういうことをする人がいるから「うまい儲け話はない」→「お金の話はしない方がいい」になってしまうのではないかと思います。

確かに、お金を増やす手段として、やってはいけない方法もあります。

投資詐欺と、投資は別で考えた方がいいです。

つまり、やってはいけないことは詐欺や投資詐欺、やってもいいことは投資ということです。

世の中には、ちゃんと勉強してお金を増やす方法があるということです。

こんな風に、前提を疑っていきましょうよってことです。

馬鹿になって大それたことを言ってみる。思い切って「投資大国日本」という考え方はどうか。

これからは、結構大きなくくりの話をしていきます。

「大それたこというな、この人は。」「そんなこと言われても無理でしょ。できるわけないじゃん！！」「馬鹿なこと言ってんなこの人は。」とか思われても別に構いません。

好きなように言ってください。

次のような内容を話していきます。

日本の成長について

経済大国日本は、成長が上げどまっている感があります。

それは国内GDPの推移から見ても明らかです。

以前は日本製の商品が世界中に輸出され、売れに売れまくっていました。

車、家電製品、船…

「メイドインジャパン」は世界基準だったのです。

しかし、今は世界中の国々の技術が向上し「メイドインジャパン」は、過去のものになりつつあります。

Apple社のiPhoneのように、世界に輸出できるものが少なくなってきているからです。

GAFAMと呼ばれるIT企業は、すべてアメリカの企業です。

Google、Amazon、Apple、Meta、マイクロソフトの５社です。

アメリカでは「ビック・テック」「ビック・ジャイアンツ」「フォー・ホースメン」「ビック・ファイブ」などと呼ばれています。

この中に日本が入っていないという事実が悔しいです。

たぶん、そこには言語の壁もあるのだと思います。

そもそもの全世界の人口に対しての日本語を使っている人の割合と、英語を使っている人の割合を比べたら仕方のないことなのかもしれまん。

「豊かさ」とはどこから生み出されるのか？

そもそも、前提としての「豊かさ」とはどこから生まれてくるのでしょうか。

それについて深掘りしていきましょう。

僕は、考え方の１つとして豊かさは「新しい価値」から生み出されると考えています。

「新しい価値」は、みんなが欲しがります。

そこにしかないものは、高いお金を払ってでも手に入れたいと思います。

例えば、人類は2007年まで「スマホ」という概念がありませんでした。（日本での発売は2008年）

そこへAppleのスティーブ・ジョブズが全世界の人に向けて「新しい価値」を提示し、大激震が走りました。

（スティーブ・ジョブズのスピーチは史上最高のプレゼンの１つとして今でも注目されています。まだ、見たことがない方はYouTubeで見ることをおすすめします。）

iPhoneは、日本人にとって、今までにない「新しい価値」でした。

人類にとって、といった方が正解かもしれません。

だから、誰もが欲しがりました。

多くの人がiPhoneを買うということはつまり、Apple社が儲かるということです。

Apple社が儲かるということは、アメリカの企業が儲かるということ。

アメリカの企業が儲かれば当然、アメリカの税収も多くなり、国が豊かになることに貢献します。

（AppleのiPhoneの部品は日本や中国も製造しています。みんなで協力して作っているということです。）

そういう意味で言えば、「豊かさ」は「新しい価値」から生み出されるのではないかと考えられます。

また、iPhoneをはじめとするGAFAMを通してお金の流れはどうなっているのか考えてみましょう。

何も考えずにiPhoneを使うのではなくて、iPhoneという「新しい価値」に対してお金がどのように動いたのか、というのを考えた方がいいのではないかということです。

「新しい価値」は、iPhoneに限らず、他の「もの」でもいいし「考え方」でもいいし「できごと（イベント）」でもいいです。

もちろん、iPhoneのように世界中の人に影響を与えるような大きなものもあるし、ある特定の分野の人にしか影響を与えないような小さなものもあります。

じゃあ日本人には、何ができるのか

「日本は、GAFAMのような世界をあっと驚かせるようなものを作れていない」という見方もあります。

「日本は停滞・衰退するのはしかたのないことだ」と、楽な方楽な方へ流れる選択もあるかもしれません。

しかし、本当にそれでいいのでしょうか？

これからの時代を生き抜くうえで「日本人には何ができるのか？」という視点は、今まで以上に重要になってきているのではないかと思います。

僕は、GAFAMのような世界に発信できるような何かを日本で作り出すのは、かなり難しいことだと思います。

きっと、自動車業界、家電産業、造船業界の他にも、世界に発信できるものを作りたいと必死になって最前線で戦っている人は多くいるはずです。

「この発見が世界を変えるかもしれない！」

「この事業が世界を変えるかもしれない！」

「この技術が世界を変えるかもしれない！」

こんな思いで、いろんな業界で日本の最前線で戦っている方たちを、僕は応援する気持ちでいっぱいです。

iPhoneもすごいですが、日本人もたくさん「新しい価値」を生み出してきました。

こんな感じで、日本人も世界に「新しい価値」を生み出し続けています。

もしかすると、これから先、スマホよりもっと新しい何かが生み出されるかもしれません。

日本が作ったリニアは、世界の新基準になるかもしれません。

新しい核融合エネルギーが開発されて、実質無限のエネルギーが手に入るかもしれません。

新しいEVの日本車が世界のスタンダードになるかもしれません。

多くの発明品で例を出しましたが「発明家になれ！」と言っているわけではありません。

新しい価値は、外側に向けたものだけではありません。

人間の内側にもあります。

きっと各業界、各分野での「新しい価値」や「新しい技術」「新しい見方」「新しい考え方」はきっとあるはずです。

最初にお話しした通り、思考停止せずに自分の頭で考えるということが重要になってくると思います。

大事なのは、自分の頭で考えるという次の３つの過程です。

思い切って「投資大国日本」という考え方はどうか

「新しい価値」という話で、いろんな例を出してきましたが、今度は投資に目を向けてみましょう。

投資の文化もアメリカが作ってきました。

理論やインジケーターを生み出した人は、その多くがアメリカ人です。

年	理論やインジケーター	開発した人	国
江戸時代	ろうそく足 酒田五法	本間宗久 （本間宗久ではないという説もある）	日本
1903年	ダウ理論	チャールズ・ダウ	アメリカ
1935年	一目均衡表	細田悟一	日本
1938年	エリオット波動理論	ラルフ・ネルソン・エリオット	アメリカ
1950年	ストキャスティクス	ジョージ・レイン	アメリカ
1960年	グランビルの法則 （移動平均線）	J・E・グランビル	アメリカ
1966年	ウイリアムズ％R	ラリー・ウイリアムズ	アメリカ
1970年代後半	MACD	ジェラルド・アペル	アメリカ
1978年	RSI	Jウェルズ・ワインダー	アメリカ
1980年	ボリンジャーバンド	ジョン・ボリンジャー	アメリカ

この表をみて分かる通り、投資に関する理論やインジケーターを生み出したのは、アメリカ人が多いということがお分かりいただけるかと思います。

特に、チャートを分析する基礎、テクニカル分析をする基礎を作り上げたのはアメリカのジャーナリスト・証券アナリストであるチャールズ・ダウです。

チャールズ・ダウは「ダウ理論」という相場の分析では欠かせない理論を考えだし、100年以上にわたって、世界中のトレーダーの指針として使われてきました。

すべてのテクニカル分析は「ダウ理論」をもとに考えられているといっても過言ではありません。

つまり、iPhoneと言えば、スティーブ・ジョブズ。

ダウ理論と言えば、チャールズ・ダウ。

ということです。

ただ、注目したいのは、日本人も投資の分野で世界的に貢献してきたのも事実だということです。

江戸時代の米商人である本間宗久さんは、当時の米相場で活躍した人です。

江戸は将軍のおひざもと、大阪は天下の台所と言われていた時代です。

「大阪は天下の台所」という言葉からも分かるように、日本全国から大阪に商品が集まり、活発に売買されていました。

特に日本人にとってお米は特別な意味を持っています。

お米は値段がつけられ、その値段が日々変動していました。これが日本の相場の原点です。

本間宗久さんは「酒田五法」という方法で値段を分析しました。そして、当時の米相場で大成功を収めたのです。

また、ろうそく足チャートの「ろうそく足」を考えたことでも知られています。

（ただし「酒田五方」と「ろうそく足」は本当に本間宗久さんが考え出したのか疑わしいという説もあります。どちらにせよ日本人が生み出したのは間違いなさそうですが。）

他にも、一目均衡表は、日本人の細田悟一さんによって考え出されたインジケーターです。

細田悟一さんは、株式、先物、為替の取引を研究するために私設研究所を立ち上げ、時間は7年間、人数は2000人の手によって一目均衡表を開発しました。

この日本初のインジケーターは世界でも高く評価され「Ichimoku」という名前で親しまれています。

このように、相場の世界はアメリカが文化を作ってきたのも事実ですが、日本人も大きく貢献してきたということが分かります。

だからこそ、僕は日本人にも可能性があるのではないかと思うのです。

酒田五法やろうそく足を作った本間宗久さんのように。

一目均衡表「Ichimoku」を作った細田悟一さんのように。

世界に発信できる何かが、これからも作り出せるのではないかと考えています。

だからこそ「お金の話はしない方がいい」という価値観をぶち壊す

僕は「お金の話はしない方がいい」という日本の価値観をぶち壊したいと思っています。

このイメージをぶち壊すということは、それだけ資産運用できる人が増えるということを意味します。

そうなれば、日本人の持っている総資産も増えます。

大それたことを言いますが、思い切って「投資大国日本」という考え方はどうでしょうか？

日本人が持っている総資産が増えれば、GAFAMの株だってたくさん買えます。

多くの割合の株を持っていれば、それだけ世界から見る日本の立ち位置も変わってくるかもしれません。

もしかすると、日本人から「ウォーレン・バフェット」「ジョージ・ソロス」「ジム・ロジャーズ」に続く、世界的な投資家が生み出されるかもしれません。

そう考えるとワクワクしますよね！！

ちなみに、世界三大投資家３人のうち、２人はアメリカ人です。

ウォーレン・バフェットとジム・ロジャーズはアメリカ人、ジョージ・ソロスはハンガリー人です。

日本人も負けてはいられません。