投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
なぜドルが基軸通貨なのか?
外国為替証拠金取引をしている方にとっては「ドル円」は当たり前の存在かもしれません。
「ドルは世界の基軸通貨」とも言われています。
それはなぜでしょうか?
ユーロやポンド、オージードルは基軸通貨にはなりえないのでしょうか?
簡単に言うと、アメリカがお金を持っていたからということになります。
アメリカドルが基軸通貨になったのは歴史的背景があります。
- アメリカが世界中の金を持っていた(7割)
- アメリカには油田があった
- 第一次世界大戦や第二次世界大戦で戦地にならなかった
- 連合国からの軍事物資の需要があった
- アメリカがお金をたくさん持っていた
- 大戦前はイギリスはアメリカに対する圧倒的な債権国だったが、大戦後はアメリカがイギリスに対して圧倒的な債権国となった。
このような背景があり、1944年からアメリカドルが世界の基軸通貨になります。
ブレトン・ウッズ体制とは
1944年7月、第二次世界大戦中に連合国通貨金融会議でブレトン・ウッズ体制が締結されました。
- アメリカドルを基軸とした固定相場制にする
- 金はアメリカドルとしか交換できない
- 1オンス35USドル
- 1ドル360円に固定する
こうした取り決めをして、金本位制による固定相場制がスタートしました。
なぜ、アメリカドルを基軸としたのかというと、アメリカが世界中の金を持っていたからです。
1923年の末には、世界の金の4割をアメリカが保有していました。
その後、第二次世界大戦終了までアメリカの金保有量は増え続けました。
最終的に世界の金の7割以上を保有することになったのです。
そこで、アメリカのドルを基軸通貨とするブレトン・ウッズ体制が締結されました。
ブレトン・ウッズ体制の弱点
ただ、ブレトン・ウッズ体制には弱点がありました。
金本位制という金を裏付けられた形で貨幣を発行するため、金が不足していると、貨幣の発行量が制限されてしまいます。
通貨が発行できないとなると、デフレ状態に傾いてしまうのです。
多くの国は、アメリカドルを稼ごうとしました。
アメリカドルがあれば、金を手に入れられるからです。
世界中からのアメリカへの輸出が増えた結果、アメリカは貿易赤字が続くようになってしまいました。
アメリカが持っている金の量はアメリカが貿易赤字になるたびに減っていきました。
そしてとうとう、1970年代に入ると、アメリカドルと金を交換できなくなってしまったのです。
そこで、大統領が全世界に向けて、電撃的な発表をします。
金本位制、やめます。
(実際は、「ドルと金ないし他の準備金との交換を一時的に停止するように指示した。…この行動の効果は言い換えればドルを安定させることにある。…」と発表されています。)
何も知らされてなかった世界中に国々はショックを受けました。
後々に、この出来事は、ニクソン・ショックと呼ばれるようになります。
なぜニクソンなのかというと、当時のアメリカ大統領はリチャード・ニクソンだったからです。
ニクソン・ショックから変動相場制がスタート
1971年に起きたニクソン・ショックから為替レートがスタートします。
今まで1ドル360円で固定されていた相場が変動していくようになるのです。
試しにトレーディングビューなどの相場を表示できるソフトを使って1971年までさかのぼってみると、1ドル360円から徐々に価格が下がっていく様子が分かります。
ニクソン・ショック後に変動相場制になりましたが、「早く固定相場制に戻すべき!」「やっぱ固定相場制がいいんじゃないの?」という声も上がっていました。
世の中はそう簡単に変動相場制を受け入れることができなかったのです。
そこで、スミソニアン体制に入っていきます。
スミソニアン体制は、固定相場制でしたが、これも結局うまくいかず1年と少しで固定相場制から変動相場制へ戻ってしまいました。
日本は1973年2月に変動相場制に移行して以来、50年以上の間、変動相場制が続いています。
ドル円50年の歴史
第二次世界大戦の終盤である1944年、ブレトン・ウッズ体制によって1ドル=360円のレートが長い間続きました。
アメリカが「金」をたくさん持っていたから、アメリカドルを基軸とした金本位制がスタートしたのです。
そして、1971年にニクソン・ショックが起きます。
アメリカが金本位制を維持できなくなってしまったのです。
1971年から固定相場制が崩れ、1973年2月から本格的に変動相場制がスタートします。
360円からスタートした価格は長い間下降トレンドで75円まで円高になります。(2011年)
75円をつけたあとは、10年間かけて上昇。
そして、2022年には151を記録します。(2022年)
一度は127円台まで円高方向に振れますが、今もなお上昇トレンド中です。
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