投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
【STEP1】では、お金を増やした経験がある人の例として、ラリー・ウイリアムズの言葉を紹介しました。
すべての利益のカギを握るのはトレンドである。
「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」著/ラリー・ウイリアムズ
また、ダウ理論の6つの基本原則では、「トレンド」というキーワードが繰り返し出てきます。
つまり、ダウ理論を作ったチャールズ・ダウも「トレンド」という言葉に注目していたことが分かります。
成功した投資家たちは「トレンド」をどのように理解していたのでしょうか?
初心者が理解する「トレンド」とは違いがあるのでしょうか?
表にまとめてみましょう。
初心者のトレンド理解 | 成功した投資家たちのトレンド理解 |
トレンドの定義だけ説明できる。 分かったつもり。 状況を見極める能力が低い。 自分勝手にトレンドを解釈している。 過去チャート、現在チャートでトレンドが見つけられない。 トレンドの本質を理解できていない。 | トレンドの具体やカテゴリーが説明できる。 トレンドを分類することができる。 状況を見極める能力が高い。 プロの投資家と同じ目線。 過去チャート、現在チャートでトレンドが分析できる。 トレンドの本質を理解している。 |
ジョンJ・マーフィーは、「先物市場のテクニカル分析」という本の中で「トレンド」を定義しています。
トレンドとは単にマーケットの動く方向を意味する。(…中略…)
上昇トレンドは、より高くなってゆく山と谷の連続的な波と定義され、下降トレンドはその反対、つまりより低くなってゆく山と谷の連続的な波と定義される。(…中略…)
市場の動きには、上昇、下降、横ばい(レンジ)の3通りがあり、その違いを知ることは重要である。
「先物市場のテクニカル分析」著/ジョンJ・マーフィー
「トレンド」という言葉の本質を理解するためには、定義を説明できるだけでは不十分です。
STEP2では、この「トレンド」という言葉を、誰から見ても分かるように、客観的に捉える方法について考えていきます。
抽象度の高い言葉は、具体を積み重ねて捉える
「トレンド」は抽象度の高い言葉です。
抽象度の高い言葉を理解するためには、その言葉を構成している「具体」に注目する必要があります。
まずは「トレンド」以外の分かりやすい例から考えてみましょう。
例えば、「愛情」「優しさ」「絆」などは抽象度が高い言葉です。
その言葉自体には、実体がなく、目に見えず、手で触れることができません。
つかみどころのないものです。
具体的な1つのものが1つの言葉と対応しているわけではないからです。
では、どうすれば抽象度が高い言葉を理解することができるのでしょうか?
簡単に言えば、具体を積み重ねていけば抽象度の高い言葉が分かるようになります。
例えば、「愛情」という抽象度の高い言葉を理解するためには、次のような具体的な経験が必要です。
- 嬉しい言葉をかけてもらう
- スキンシップをとってくれる
- 自分のために時間を使ってくれる
- 小さな変化に気づいてくれる
- プレゼントをくれる
- 尽くしてくれる
- 頻繁に連絡を取ってくれる
- 思いやりがある
- 優先順位が高い
- 自分のことを分かってくれる
このような具体的な経験が積み重なっていけば「愛情」という抽象度の高い言葉を理解することができます。
10の具体を知っていれば、それを表す抽象的な概念をはっきりと捉えることができるようになるし、10より100の具体を知っていれば、よりはっきりくっきりと抽象的な概念を捉えることができるようになります。
抽象度の高い言葉は、具体だけではなくカテゴリーで組み立てることもできる
もう一つ、別の例を考えてみましょう。
例えば、「流行りの音楽を教えて?」と言われたら何と答えますか?
「流行り」と「音楽」を辞書で引いてみます。
流行り…はやること。はやるもの。特に、その時代の好みに合って一時的に世の中に広く行われるもの。流行 (りゅうこう) 。「—の職業」「今—の髪形」
音楽…1 音による芸術。音の長短・高低・強弱・音色などを組み合わせて肉声や楽器で演奏する。2 歌舞伎の鳴り物の一。寺院の場面などに、笛・大太鼓・鈴などで雅楽風の演奏をする。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
「流行りの音楽を教えて?」と聞かれて、「その時代の好みに合って一次的に世の中に広く行われている音による芸術のことだよ。」と答えたら、ひんしゅくを買うこと間違いなしです。
「は?何いってんの?」となります。
じゃあ、何と答えたらよかったのか。
「群青とかアイドルとか好きなんだよね…そうそうYOASOBIの。あとプレテンダーとかミックスナッツとか好きで。ヒゲダンいいよね。米津玄師とかあいみょんとかJPOPはよく聞いてるよ。」
こんな切り口で話をすれば、流行りの音楽の話で盛り上がるでしょう。
「流行りの音楽」という抽象的な言葉を話し合いたかったら、具体とカテゴリーに注目する必要があります。
先ほどのセリフを具体とカテゴリーでまとめてみましょう。
カテゴリー | 具体 |
YOASOBI | ・アイドル ・夜にかける ・群青 ・怪物 |
Official髭男dism | ・ミックスナッツ ・Subtitle ・Pretender ・I LOVE… |
米津玄師 | ・Lemon ・馬と鹿 ・KICK BACK ・打上花火 |
あいみょん | ・マリーゴールド ・君はロックを聴かない ・愛を伝えたいだとか ・裸の心 |
曲名は具体、カテゴリーはアーティスト名です。「YOASOBI」「Official髭男dism」「米津玄師」「あいみょん」などのアーティスト名はカテゴリーです。
「流行りの音楽」は具体とカテゴリーで構成されています。
もちろん、具体だけでも話し合うことは可能ですが、カテゴリーの理解があれば、格段に話しやすくなります。
話し相手とカテゴリーが一致していれば、お互いに話している内容を理解することができ、さらに話がはずむからです。
カテゴリー(分け方)には、いくつかの方法があります。
「流行りの音楽」の場合は、JPOPのアーティスト名でカテゴリーを考えることもできるし、「ポップス」「ロック」「ジャズ」「クラシック」など音楽のジャンルで分けることもできます。
国別で流行っている曲という分け方もあるでしょう。
他にも多くの分け方があります。
抽象的な言葉を理解するために必要なことは次の2つです。
- 抽象的な言葉を構成している具体を積み重ねる必要がある。
- 具体だけではなくカテゴリーで組み立てることもできる。
これが、抽象的な言葉を理解するための前段階の話です。
ダウ理論のトレンド分類を疑ってかかる
話をもとに戻します。
「トレンド」とは抽象度の高い言葉です。
その抽象度の高い言葉を理解するためには「具体」と「カテゴリー」の考え方が欠かせません。
- 具体的にトレンドってどれくらいの期間なの?
- トレンドはいくつに分類されるの?どんなカテゴリーがあるの?
この疑問に答えてきた人たちがいます。
有名なのはチャールズ・ダウが提唱したダウ理論です。
ダウ理論は6つの基本原則があります。
その2つ目に注目しましょう。
B トレンドには3種類ある
実は、チャールズ・ダウは「トレンド」を3種類に分類しています。
ダウ理論では次のようにトレンドが分類されています。
カテゴリー | 具体的な期間 |
主要トレンド | 通常1年以上 |
二次トレンド | 3週間~3ヵ月 |
小トレンド | 3週間未満 |
この表を見て次のような感想を持つ人がいます。
- 「あー。そうなんだ。ふーん。」
- 「へー。なるほど。」
これで終わってしまう人は、かなりもったいないことをしています。
トレンド分類で大事なのは、この先です。
ダウ理論のトレンド分類は、見るだけ、覚えるだけでは意味がありません。
「トレンド」の定義だけを説明できても意味がないことと同じです。
ダウ理論のトレンド分類表を使いましょう。
というか、これを使う前に考えた方がいいことがあります。
- 「ダウ理論のトレンド分類表は、そもそもこの分け方でいいのか?」
- 「他にも分け方があるんじゃないのか?」
- 「成功した他の投資家たちはどうやってトレンドを分類していたのか?」
つまり、ダウ理論のトレンド分類表を使う前に、そもそもこれが本物かどうか確かめる必要があるということです。
成功した投資家たちのトレンド分類を比較する
チャールズ・ダウの他にもトレンドを分類した人はいるのでしょうか?
- 「先物市場のテクニカル分析」を執筆したジョンJ・マーフィー
- 「デイトレード」を執筆したオリバー・ベレス、グレッグ・カプラ
- 「ザ・トレーディング」を執筆したアレキサンダー・エルダー
ここに挙げた人たちもトレンドを分類しています。
ジョンJ・マーフィーは「先物市場のテクニカル分析」という本の中でダウ理論を詳しく紹介しています。
ジョンJ・マーフィーのトレンド分類は、基本的にダウ理論のトレンド分類と同じだと考えてOKです。
他の成功した投資家たちのトレンド分類は、ダウ理論のトレンド分類とどう違うのか、表で比較してみましょう。
チャールズ・ダウ ジョンJ・マーフィー 「先物市場のテクニカル分析」 | オリバー・ベレス グレッグ・カプラ 「デイトレード」 | アレキサンダー・エルダー 「ザ・トレーディング」 |
主要トレンド 通常1年以上 (商品市場においては、6ヵ月超をもって主要トレンドとした方がよいと思われる。) | 長期 数ヵ月~数年 | 長期トレード・投資 月単位~年単位 |
二次トレンド 3週間~3ヵ月 | 中期 数週間~数ヵ月 | 長期トレード・投資 月単位~年単位 |
小トレンド 3週間未満 | 短期 数日~数週間 | スイングトレード 数日間~数週間 |
超短期 数分~数時間 (時には数秒) | デイトレード 分単位~数時間 |
この5人はトレンドを分類しました。
多少の違いはあるものの、ほとんど同じような分け方をしていることが分かります。
これは、たまたま偶然なんでしょうか?
思いつきでトレンドを分類したのでしょうか?
おそらく、この5人の誰もが何十、何百、あるいは何千、何万という具体的なチャートを分析してこの分類にたどり着いたと考えられます。
だから、トレンドの分類の仕方が驚くほど一致しているという結果につながったのでしょう。
だとすれば、この分け方には大変重要な意味があるはずです。
投資で成功した人たちは、同じような分類の仕方でトレンドを理解してきました。
- チャールズ・ダウ
- ジョンJ・マーフィー
- オリバー・ベレス
- グレッグ・カプラ
- アレキサンダー・エルダー
この5人のトレンド分類をまとめて1つのものを作ってみましょう。
すると、次のようになります。
この分類表を使えば、「トレンド」というとらえどころのないものを、誰から見ても分かるように、客観的に捉えることができるようになります。
成功した投資家たちのトレンド分類を使う
頭の中に4つの箱をイメージしてください。
成功した投資家たちの分類に沿って「トレンド」を4つに分類するということです。
名前は「主要トレンド」「二次トレンド」「小トレンド」「その他のトレンド」としてもいいし、「長期」「中期」「短期」「超短期」としてもいいです。
名前にこだわる必要はありません。
多少違いがあっても構いません。
大きく分けて3つにしてもいいです。
大事なのは、「成功した投資家たちと同じようにトレンドを分類すること」です。
次のSTEP3では、この4つの箱の中に「成功した投資家たちの名前」を入れていきます。
その作業をすることで、「あっ!こんな風にトレードすればいいんだ!」という具体的なイメージを持つことができるようになります。
つまり、成功した投資家たちのトレードスタイルを知るということです。
例えば、ジョンJ・マーフィーは、「二次トレンド」をトレンドフォローしていました。
「先物市場のテクニカル分析」という本の第13章「マネー・マネジメントとトレード戦略」という内容の中で「中期トレンドに沿って取引する。」と明言しています。
だから、ジョンJ・マーフィーの名前は「二次トレンド」の分類に入ります。
カテゴリー | 具体的な期間 | 成功した投資家の名前 |
・主要トレンド(長期トレンド) | 1年以上 数ヵ月~数年 | |
・二次トレンド(中期トレンド) | 3週間~3ヵ月 数週間~数ヵ月 | ・ジョンJ・マーフィー |
・小トレンド(短期トレンド) ・スイングトレード | 3週間未満 数日~数週間 | |
・極小トレンド(超短期トレンド) ・デイトレード ・スキャルピング | 超短期 数分~数時間 (時には数秒) |
表に入れると、このような感じになります。
では、チャールズ・ダウはどんなトレードをしていたのでしょうか?
オリバー・ベレスは?グレッグ・カプラは?
アレキサンダー・エルダーは?
その答えを、この表の中に書き入れていきます。
さらに、他の成功した投資家たちはどんなトレードをしていたのでしょうか?
気になりませんか?
僕は気になります。
だから、調べました。
成功した投資家たちの本を読んで、徹底的に調べました。
成功した投資家たちの本には、たくさんのヒントが残されています。
ただ、そこに書いてあることは非常に難しいです。
言葉が難しい。専門用語が難しい。
計算式が難しい。
考え方が難しい。
説明している言葉は違うけれども、計算式は違うけれども、考え方は違うけれども、トレンド分類表で分けてみると「成功した投資家たちは、実はやってること同じじゃん!」ということが分かります。
つまり、成功した投資家たちをトレードスタイル別に分類することが可能です。
「あの有名な投資家は一体どこに分類されるんだろう?」そう考えるとワクワクしませんか?
STEP3では、
成功した投資家たちのトレードスタイルは?
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