投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
人間が何らかの判断を下すときには、主に脳の2つのシステムを使っています。
- ものごとを反射的に判断する「Xシステム」
- ものごとを長期的な視野で判断する「Cシステム」
詳しくは脳科学者の中野信子さんの著書「あなたの脳のしつけ方」を読むと分かります。
投資で成功するかしないかは、まさにこの「Cシステム」にかかっていると言っても過言ではありません。
投資脳について【STEP10 投資脳を鍛える②】投資脳は努力で鍛えることができるのか?の記事もおすすめです。
「Xシステム」とは「ものごとを反射的に判断するシステム」のこと
「Xシステム」とは「ものごとを反射的に判断するシステム」のことです。
Xは「REFLEX=反射」からとったものです。
「Xシステム」の長所と短所を見てみましょう。
Xシステムの長所 | Xシステムの短所 |
◎ものごとを迅速に判断する ◎ものごとを反射的に素早く判断できる ◎即断即決ができる ◎思い切りのよい決断ができる ◎起きている間は常にONになっている | ▲速いだけに間違えやすい ▲拙速な判断になりやすい ▲深い思慮や緻密な計算が欠けている ▲ものごとを長期的な視野で見ることができない ▲常にONになっているのでOFFにすることができない |
「Xシステム」が働いているのは、脳の「大脳辺縁系」という部分です。
「大脳辺縁系」は、食欲、性欲、睡眠欲、意欲、喜怒哀楽の感情など「情動」を司っています。
「情動脳」や「哺乳類脳」「動物脳」などと呼ばれています。
「Xシステム」は常にONになっているためOFFにすることができないという性質があります。
「Cシステム」とは「ものごとを長期的な視野で判断するシステム」のこと
「Cシステム」とは「ものごとを長期的な視野で判断するシステム」のことです。
Cは「CALCULATE=計算する」からとったものです。
「Cシステム」の長所と短所を見てみましょう。
Cシステムの長所 | Cシステムの短所 |
◎ものごとを慎重に判断できる ◎ものごとをより正確に判断できる ◎ものごとを計画的、合理的、論理的に判断できる ◎ものごとを長期的な視野で判断できる | ▲「Xシステム」に比べるとすごく遅い ▲意識しないと「Cシステム」で判断できない ▲Cシステムが成長するには時間がかかる |
「Cシステム」が働いているのは、脳の「背外側前頭前野」という部分です。
「背外側前頭前野」は、計画性、合理性、論理性などを司っています。
感情をコントロールしているのも「背外側前頭前野」です。
つまり「Xシステム」を制御できるのは「Cシステム」のおかげです。
例えば、いくらお腹がすいたからと言って、お店にあるものをその場で食べたりしません。
また、道の真ん中で眠くなってしまったら、その場で寝てしまうなんてことありません。
「お店にあるものはお金を払って買わなきゃいけない。」
「疲れたから、早く家に帰って寝よう。」
このように感情をコントロールしているのが、「背外側前頭前野」の役割です。
人の行動は80%以上が習慣でできている
人間の行動の80%以上はおきまりの習慣に従っています。
東京大学教授、脳研究者の池谷雄二さんは次のように言っています。
私たちの行動は、80%以上はおきまりの習慣に従っているというわけです。
私たちは意識上では極めて自由に行動しているつもりであっても、現実には、本人でさえ自覚できないような行動のクセがあって、知らず知らずのうちに、活動パターンが常同化しています。
「脳には妙なクセがある」著/池谷雄二
そして、この80%以上の習慣を作り上げているのは2つの反射システムです。
人間が考えたり行動したりすることの大半は「Xシステム」で動いています。
図にするとこのような感じです。
基本的に投資は「Xシステム」で勝つことができません。
超短期的な値動きは予測することが困難だからです。
しかし、脳は「かもしれない」が大好きです。
「利益になるかもしれないし、損失になるかもしれない50%の確率」が大好きです。
1分足や5分足のチャートを見れば「利益がでるかもしれない!」「チャンスかもしれない!」と考えてしまいます。
つまり、投資を始めた初心者は自分自身の「Xシステム」によって、資金を溶かしてしまうことになるのです。
だから「Xシステム」ではなく「Cシステム」で判断する必要があります。
自分の感情をコントロールして長期的な視野に立って判断する「Cシステム」が必要不可欠です。
投資で成功するかしないかは、まさに「Cシステム」にかかっていると言っても過言ではありません。
「Cシステム」は成長させることができるのか?
投資で勝てていない方に朗報です。
脳科学者の中野信子さんは「Cシステム」について次のように言っています。
- 「Cシステム」は、大人にならないとなかなか充実してこない。
- 「Cシステム」は、神経細胞が新しく生まれ変わることが分かっている。神経細胞は生まれては死んでしまうので、常に使い続けることによって脳に定着する。
- 「Cシステム」は、日々の経験やトレーニングで充分に鍛えることが可能である。
- 「Cシステム」は、大人になってからでも何歳からでも成長させることができる。
※「あたなの脳のしつけ方」では、DLPFC(背外側前頭前野)という言葉を使っていますが、分かりやすく主語を「Cシステム」に置き換えました。
投資で成功するかしないかは、「Cシステム」にかかっています。
そして、「Cシステム」は日々の経験やトレーニングで充分に鍛えることが可能だというのが、脳科学者の知見です。
「Cシステム」を成長させるにはどうすればいいのか?
「Cシステム」を成長させるにはどうしたらいいのでしょうか?
「Cシステム」の中には投資に関係ない能力も関わっています。
例えば、「普段と違う服を着る」「新しい店に行ってみる」これらの判断は「Cシステム」を成長させることができますが、投資にはあまり関係がありません。
そこで、「投資に関係あるCシステム」と「投資に関係ないCシステム」を分けて考えてみましょう。
「投資に関係ないCシステム」 | 「投資に関係あるCシステム」 |
かんたんな計算や音読をする。 かなり複雑な計算をする。 難しい本を読む。 想定外のことに対処する。 普段とは違う服を着る。 普段とは違うレシピで料理を作る。 新しい店に行く。 新しいメニューを頼む。 行ったことのない場所へ行く。 話したことのない人と話す。 | 目先の利益を隠す。 よく寝る。 アルコールが入ったときに判断しない。 ものごとを長期的な視野で見る。時間の感覚を身につける。 確率で考える。確率の感覚を身につける。 ものごとを考えるときに、1つの問題に対して1つの答えを出すのではなく、いろいろな答えを出してみる。白と黒以外のグレーの感覚を身につける。 見えないものを想像する力をつける。 |
以上が「Cシステム」を成長させるために必要な考え方です。
「Cシステム」を鍛える具体的なアクションプランをもう一度確かめましょう。
- 目先の利益を隠す。→1分足や5分足などの短い時間足のチャートを見ない。
- よく寝る。
- アルコールが入ったときに判断しない。
- ものごとを長期的な視野で見る。時間の感覚を身につける。→具体的には日足チャートを見る。
- 確率で考える。確率の感覚を身につける。→勝つときもあれば、負けるときもあることを受け入れる。損切を受け入れる。
- ものごとを考えるときに、1つの問題に対して1つの答えを出すのではなく、いろいろな答えを出してみる。白と黒以外のグレーの感覚を身につける。
- 見えないものを想像する力をつける。→日足チャートの動く方向を見極められるようになる。
ここに書かれている内容は、言葉で理解するのは簡単ですが、行動に移すとなるとめちゃくちゃ難しい作業になります。
しかし、スイングトレード戦略やトレンドフォロー戦略ができるようになれば、相場を攻略したも同然です。
めちゃくちゃ利益が出ます。
有名な投資家たちは、ほとんどがスイングトレード戦略か、トレンドフォロー戦略です。
✅オリバー・ベレス、グレッグカプラ → スイングトレード
✅ラリー・ウイリアムズ → スイングトレード
✅アレキサンダー・エルダー → スイングトレード
✅マーセル・リンク → スイングトレード
✅デーブ・ランドリー → スイングトレード
✅ジョンJ・マーフィー → トレンドフォロー
✅J・ウエルズ・ワイルダー・ジュニア → トレンドフォロー
✅ジェラルド・アペル → トレンドフォロー
✅カーティス・フェイス → トレンドフォロー
✅マイケル・W・コベル → トレンドフォロー
✅ラリー・ハイト → トレンドフォロー
だからこそ、成功した投資家と同じ考え方をして、成功した投資家と同じものを見て、成功した投資家と同じ行動をとっていきましょう。
まずは、日足を見ることがスタート地点です。
あなたへのメッセージ
投資で成功するための10のステップを読んでいただきありがとうございました!!
最後に、あなたに伝えておきたい大事なメッセージがあります。
この記事では、「Cシステム」を成長させるための具体的なアクションプランがつかめるはずです。
STEP10では、3部構成で「投資脳を鍛える」というテーマについて徹底考察しました。
💡第1部では、ギャンブル脳と投資脳の違いについて。
💡第2部では、投資脳は努力で鍛えることができるかについて。
💡第3部では、具体的にCシステムを鍛えるためにはどうすればいいのかについて。
結論。投資脳は誰でも鍛えることが可能です。
日足を見る。日足を分析する。日足のトレンド方向にトレードする。という方向性が合っていれば、誰でも投資脳を鍛えることができます。
ただし、習得するのは、かなり難しいです。
1週間や1ヵ月で簡単に習得できると思わないでください。
投資を甘く見ないでください。
しかし、習得できてしまえば、こちらのものです。
1日10分の分析でスイングトレード戦略、トレンドフォロー戦略ができるようになります。
そのレベルに到達するまで、投資を学び続けることを諦めないでください。
ギャンブル脳を投資脳にアップデートして、成功した投資家と同じ目線でトレードしていきましょう!!
あなたの資産運用を心から応援しています。
投資脳を鍛えることで、輝く未来を手に入れてください。
僕は、これからも、みなさんのお役に立てるような情報を発信し続けていきます。
ぜひよろしくお願いします。
補足:オススメの2つの戦略
僕がおすすめしているのは次の2つの戦略です。
この2つの戦略については【STEP5 戦略】安定的に機能する2つの戦略を立てるの記事で詳しく解説しています。
投資で成功するための10のステップは【億トレーダー】投資で成功するための10のステップで詳しく解説しています。
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