投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
ラルフ・ネルソン・クラゲです。
投資家のみなさん、エリオット波動使っていますか?
僕は使っていません。
エリオット波動理論は、なかなか興味深い理論ですが、完成していたわけではありません。
いわば、未完成の作品。
ラルフ・ネルソン・エリオットはエリオット波動理論を提唱しました。
その背景には壮大な物語があります。
ラルフ・ネルソン・エリオットがどのような考え方をしていたのか知りたい方は「エリオット波動は自然の法」という本が出ているので、その本がおすすめです。
ぶっちゃけた話、エリオット波動理論を知らなくても投資の世界で勝つことはできます。
しかし、少しかじっただけで「エリオット波動?使えないでしょ!」と切り捨ててしまうのは、あまりにももったいない!!
ラルフ・ネルソン・エリオットの相場に対する姿勢は学ぶべきことが数多くあります。
今回は、
- エリオット波動は科学的な裏付けがあるの?
- ラルフ・ネルソン・エリオットはどんな人?
- ラルフ・ネルソン・エリオットはどんなチャートを見ていたの?
- ジョンJ・マーフィーはエリオット波動をどのチャートで見つけていたの?
そういった視点で考察していきます。
エリオット波動は科学的な裏付けがない
ラルフ・ネルソン・エリオットの著書「エリオット波動は自然の法 原典から読み解く大原則」は日本語に訳された著書が出版されています。
翻訳したのは、日本エリオット波動研究所の方々。
そして、日本エリオット波動研究所理事の小泉秀希さんが前書きで答えを言ってしまっています。
エリオット波動原理は、金融市場を体系立てて分析できるかなり有効な分析法でありますが、現状としてはまだ科学的な裏付けのある理論とまでは言えず、あくまでも観察や経験に基づく仮説と言わざるを得ません。
「エリオット波動は自然の法 原典から読み解く大原則」著/ラルフ・ネルソン・エリオット 訳/日本エリオット波動研究所
このようにはっきりと「前書き」に書いてあります。
つまり、こういうことです。
- エリオット波動は科学的な裏付けがない
- あくまでも観察や経験に基づく仮説
また、「先物市場のテクニカル分析」の著書ジョンJ・マーフィーは次のように言っています。
エリオット波動理論とフィボナッチ数列を何年もの間使ってきた著書の経験からしても、商品市場のすべての動きをエリオット・パターンで説明できるとは思えない。エリオット・パターンがはっきりしている時もあれば、そうでない時もある。(…中略…)市場の動きを無理にエリオット・パターンにはめこもうとするあまり、他のテクニックの可能性を無視するのはかえって理論の濫用であり、結果は無惨なものとなろう。
「先物市場のテクニカル分析」著/ジョンJ・マーフィー
エリオット波動だけでトレードすると危険ですよ、ということですね。
ただ、ジョンJ・マーフィーはそうは言っても、48ページも割いてエリオット波動理論について詳しく分析していますが。
エリオット波動理論は、今の時代になっても人気が衰えないのはすごいですよね。
ラルフ・ネルソン・エリオットはどんな人?
ラルフ・ネルソン・エリオットはもともとレストランと鉄道を専門とする会計士でした。
メキシコや中央アメリカの鉄道会社を渡り歩いていた人です。
会計士としてバリバリと活躍し、もうすぐ引退…というところまできて、重い病気にかかってしまいます。
そして、泣く泣く退職することになり、カリフォルニアの自宅で療養することとなりました。
その療養期間中に何をしていたのか…
そう、株式市場に関する研究をしていたのです。
ラルフ・ネルソン・エリオットはダウ理論が大好きでした。
だから「ダウ理論に必要なチャートパターンを作りたい!!」と考え出したのが、エリオット波動理論だったのです。
ラルフ・ネルソン・エリオットは元々鉄道を専門とする会計士。
その経験を生かして、ダウ鉄道平均株価、ダウ工業平均株価を初めとしたあらゆるチャートについて分析しました。
チャートを読んで読んで読みまくったのです。
そして、ラルフ・ネルソン・エリオットが世に発表した「エリオット波動理論」は反響を呼び、補足され、批判され、改良を加えられ、多くの人の手によって扱われてきました。
僕がとりわけすごいと感じたのは、ラルフ・ネルソン・エリオットのチャートを分析する熱量です。
チャートを俯瞰して見る力です。
大きな流れをつかもうとする姿勢はかなり学ぶべきところがある、ということです。
ラルフ・ネルソン・エリオットはどんなチャートを見ていたの?
ラルフ・ネルソン・エリオットは、株式や指数のチャートに興味を持っていました。
- ダウ工業平均
- ダウ鉄道平均
- 金
- ロンドン工業株指数
- アクサ・ヒュートン・バージェス指数
- 生産指数(グリーブランド・トラスト・カンパニー)
- ダウ工業株平均に対するダウ鉄道株平均の比率
このような株式、指数についてのチャート分析をしていました。
特に見ていたのは、年足、月足、週足、日足です。
「エリオット波動は自然の法」の中には、値動きを簡易的な線で表した図がいくつか出てきますが、バーチャートで表されているものは2枚だけです。
その2枚はダウ工業株平均の月足チャートです。
エリオット波動理論は、年足、月足、週足、日足など比較的長い足をみて考案されたものです。
よくこんな質問を見かけます。
「エリオット波動は1分足や5分足でも使えますか?」
そんな質問をしている方に言いたいことがあります。
ラルフ・ネルソン・エリオットは、1分足、5分足、見てませんから!!
エリオットは、スキャルパーでもないし、デイトレーダーでもありません。
ダウ理論を使ったトレンドフォロアーです。
つまり、年足、月足、週足、日足などの比較的長いトレンドを見つけてトレンドフォローするスタイルだったのです。
だから、エリオット波動理論が短い時間足で通用するか?という質問は見当違いだということが分かります。
ジョンJ・マーフィーのエリオット波動の見立て
ジョンJ・マーフィーはテクニカル分析の分野で20年以上の経験があります。
その集大成として「先物市場のテクニカル分析」という著作を出版しました。
この本は552ページある分厚い本です。
本、というか辞書や論文集に近いです。
ハリーポッターよりも読みごたえがあります。
1986年に英語版が発売され、1990年に日本語版が発売されました。
日本語版は2022年7月時点で41版が印刷されるほど人気の作品です。
その552ページあるうちの48ページはエリオット波動理論について分析しています。
この48ページある説明の中で、エリオット波動の例として具体的なチャートの中から解説をしています。
チャートは全部で17枚。
エリオット波動を分析するときにジョンJ・マーフィーはどの時間足のチャートを見ていたと思いますか?
正解はこれです。
- 日足…11枚
- 週足…5枚
- 月足…1枚
この17枚のチャートの中からエリオット波動を見つけ出していたのです。
つまり、エリオット波動は、日足、週足、月足などの長い時間足で見つけられるものなのです。
この事実を知っていれば「1分足や5分足でエリオット波動を見つけよう!」という思考にはならないはずです。
まとめ ラルフ・ネルソン・エリオットから学ぶべきことは、チャートを分析する熱量
今回は、ラルフ・ネルソン・エリオットについて分析しました。
まとめです。
- ラルフ・ネルソン・エリオットは、ものすごい量のチャート分析をした人だった。
- エリオットが見ていたのは主に、年足、週足、月足、日足のチャート。
- つまりエリオットはダウ理論を使ったトレンドフォロアーだった。
- ダウ工業株平均やダウ鉄道株平均など株価や指数を見ていた。
- エリオット波動理論を使うなら、かなり長い時間足で見る方がいい。
ラルフ・ネルソン・エリオットから学ぶべきことがあるとすれば、それはチャートを分析する熱量です。
パターンを見つけ出せるくらいチャートを分析するということです。
ラルフ・ネルソン・エリオットの分析に負けないくらいチャートを分析しましょう。
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