投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
FXはリスクを取った方がいいのか。それとも安定的なトレードを目指すべきか。
FXで勝つためにはLotの考え方が重要になってきます。
このように考えていたとしたら、残念ですが勝つことはできません。
なぜならLotについての考え方は勝つ上でとても重要だからです。
今回はLotを固定させた場合と、Lotを変動させた場合でどのように資産が推移していくのか違いを見てみたいと思います。
どれくらいのLotが勝ちやすいかイメージできているでしょうか?
結論から言うと、自分が持っている資産に対してLotを変動させていくのが一番効率よく資金を増やすことができます。
Lotを固定して資産運用した場合と、Lotを変えながら資産運用した場合でシミュレートしてみるとその差は歴然です。
「1回のトレードでどれくらいの損失を許容できるか」を考えることが最短で資金を増やすために必要不可欠です。
前提としてFXには「負け」がある。フルレバは本気でおすすめしない。
ずっと勝ち続けられるなら「ハイレバ」「フルレバ」が一番効率がいいに決まっています。
ハイレバとはハイレバレッジの略こと。ハイレバレッジとは持っている証拠金に対してレバレッジをかけて取引をする方法のことです。
日本国内の口座だと25倍までになっています。海外の口座は25倍以上のものが多いです。中には1000倍まである口座もあるし無制限になっている口座もあります。
日本国内の口座で25倍のレバレッジを使ったときの場合を考えてみます。
例えば10万円の場合、持っている証拠金10万円に対して、その25倍である250万円のトレードまでできるということです。
初期資金が多ければ多いほどレバレッジをかけた時の金額も大きくなります。
初期資金が100万円なら、その25倍の2500万円のトレードができるということです。
レバレッジを使えば、資産をグングンと増やすことができます。
「フルレバ」とはハイレバレッジの中でも、今できる最大のLotで取引をすることです。つまりフルレバレッジということです。
フルレバレッジは、本気でおすすめできません。(記事の下の方でハイレバやフルレバがよくない理由について詳しく解説しています。)
なぜなら、FXは「必ず上がる」「必ず下がる」という保証はなく、「負ける」ことを前提に考えていかなければならないからです。
もちろん、根拠が複数重なっていて上がりやすい、下がりやすいときにLotを上げるという考え方は大事ですが、根拠が複数重なっているチャンスはそうそうやってきません。
今回はLotを固定した場合とLotを変動した場合で資産がどのように推移していくのかを本気考察したいと思います。
Lotを固定した場合とLotを変動した場合の違いを徹底考察
まずは、Lotを固定した場合と、Lotを変動した場合の違いについて考えていきます。
初期資金が10万円の場合、50万円の場合、100万円の場合で比べていきます。
固定Lotと変動Lotを比べてみる①
まずは固定Lotと変動Lotの条件をそろえていきましょう。
固定Lotの場合は損失許容額を2000円から変えずに資産を運用していきます。
変動Lotの場合は損失許容率を2%として変動させて資産を運用していきます。
このような条件で100回、1000回とトレードしたとします。
トレード回数 | 損失許容額 2000円で固定 (2Lotで固定) | 損失許容率2% (Lotを変動) |
0回目 | 100000円 | 100000円 |
1回目 | 102000円 | 102000円 |
2回目 | 100000円 | 100000円 |
3回目 | 102000円 | 102000円 |
10回目 | 104000円 | 104000円 |
100回目 | 140000円 | 140000円 |
1000回目 | 500000円 | 3526000円 |
10回、100回の時点では違いがありません。
違いが出てくるのはトレード121回目からです。損失許容率2%の方は資産が150000円を超えると3Lotになるので、資産が増えていく割合が増えていきます。
1000回トレードすると違いがはっきりと出てきます。
固定Lotの方は資産が10万円から50万円に増えます。初期資金の約5倍くらいですね。
変動Lotの方は資産が10万円から352万6000円に増えています。初期資金の約35倍くらいになりました。
結果として、1000回トレードすると約7倍の差が出ることが分かります。
1000回繰り返すと、かなり違いがはっきりとしますね!
次は初期資金を50万円にした場合を考えてみます。
固定Lotと変動Lotを比べてみる②
今度は初期資金を50万円にして比べてみましょう。
固定Lotの場合は損失許容額を10000円から変えずに資産を運用していきます。
変動Lotの場合は損失許容率を2%として変動させて資産を運用していきます。
トレード回数 | 損失許容額 2000円で固定 (2Lotで固定) | 損失許容率2% (Lotを変動) |
0回目 | 500000円 | 500000円 |
1回目 | 510000円 | 510000円 |
2回目 | 500000円 | 500000円 |
3回目 | 510000円 | 510000円 |
10回目 | 520000円 | 520000円 |
100回目 | 700000円 | 731000円 |
1000回目 | 21638000円 | 2500000円 |
初期資金50万円の場合は100回トレードすると、固定Lotの場合は700000円に対して変動Lotは731000円で、31000円の差が出ていますね。
1000回トレードするとかなり違いがはっきりとします。
固定Lotの方は資産が50万円から250万円に増えます。初期資金の約5倍くらいですね。
変動Lotの方は資産が50万円から2163万8000円に増えています。初期資金の約43倍くらいになりました。
結果として、1000回トレードすると約8.6倍の差が出ることが分かります。
次は初期資金を100万円にしてみましょう!!
固定Lotと変動Lotを比べてみる③
最後に初期資金を100万円にして比べてみましょう。
固定Lotの場合は損失許容額を20000円から変えずに資産を運用していきます。
変動Lotの場合は損失許容率を2%として変動させて資産を運用していきます。
トレード回数 | 損失許容額 2000円で固定 (2Lotで固定) | 損失許容率2% (Lotを変動) |
0回目 | 1000000円 | 1000000円 |
1回目 | 1020000円 | 1020000円 |
2回目 | 1000000円 | 1000000円 |
3回目 | 1020000円 | 1020000円 |
10回目 | 1040000円 | 1040000円 |
100回目 | 1469000円 | 1400000円 |
1000回目 | 44282000円 | 5000000円 |
初期資金100万円の場合は100回トレードすると、固定Lotの場合は1400000円に対して変動Lotは1469000円で69000円の差が出ていますね。
1000回トレードするとかなり違いがはっきりとします。
固定Lotの方は資産が100万円から500万円に増えます。初期資金の約5倍くらいですね。
変動Lotの方は資産が100万円から4428万2000円に増えています。初期資金の約44倍くらいになりました。
つまり、1000回トレードすると約8.8倍の差が出るということが分かります。
以上の3つの例から、次のような結論が導き出されます。
初期資金がいくらであっても、Lotを固定した場合とLotを変動させた場合だとLotを変動させた場合の方が資金が増えやすい。
「じゃあ、初めからハイレバ、フルレバでエントリーすればよくない?」と思った方、ちょっと待ってください。ハイレバの罠について知っておいてほしいです。
じゃあ始めから高いロットでやっとけば?と疑問に真剣に答える。それは違うという話。
じゃあ始めから高いLotでエントリーすればよくない?
という疑問が出てきそうです。
たしかに、勝率や利益率が高ければ問題ありません。
しかし、少ない資金のときにハイレバでトレードをして資金が減ってしまうと大ダメージを受けてしまいます。
100を50にするのは簡単ですが、50を100にするのは難しいです。
これは具体的に考えると分かりやすいです。
少し極端な例で紹介します。
勝率50%なら一見、資金の推移に変化は見られないような気がしてしまいますが、全然違います。
許容損失率10%と許容損失率2%の場合を比べてみましょう。
初期資金50万円 勝率50% 損失許容率2%の場合
トレード 回数 | Lot | 獲得 pips | リスク リワード | 資産の推移 |
0 | 500000円 | |||
1 | 2 | 10 | 10000 | 510000円 |
2 | 2 | -10 | -10000 | 500000円 |
3 | 2 | 10 | 10000 | 510000円 |
4 | 2 | -10 | -10000 | 500000円 |
5 | 2 | 10 | 10000 | 510000円 |
6 | 2 | -10 | -10000 | 500000円 |
7 | 2 | 10 | 10000 | 510000円 |
8 | 2 | -10 | -10000 | 500000円 |
9 | 2 | 10 | 10000 | 510000円 |
10 | 2 | -10 | -10000 | 500000円 |
100 | 500000円 |
損失許容率2%の場合は、資産に変化がありません。
すべて2Lotで安定してトレードしています。
減ってもいないし、増えてもいないという状態です。
これなら100回トレードしても1000回トレードしても資産は変わりません。
初期資金50万円 勝率50% 損失許容率10%の場合
今度は損失許容率を10%にしてみます。(国内講座ではレバレッジが25倍までなので次の例のようにLotを上げることはできませんが、許容損失率10%のイメージをもつためにLotをかなり大きくしています。海外口座なら可能です。)
トレード 回数 | Lot | 獲得 pips | リスク リワード | 資産の推移 |
0 | 500000円 | |||
1 | 50 | 10 | 50000 | 550000円 |
2 | 55 | -10 | -55000 | 495000円 |
3 | 49 | 10 | 49000 | 544000円 |
4 | 54 | -10 | -54000 | 490000円 |
5 | 49 | 10 | 49000 | 539000円 |
6 | 53 | -10 | -53000 | 486000円 |
7 | 48 | 10 | 48000 | 534000円 |
8 | 53 | -10 | -53000 | 481000円 |
9 | 48 | 10 | 48000 | 529000円 |
10 | 52 | -10 | -52000 | 477000円 |
100 | 33 | 306000円 | ||
200 | 20 | 187000円 | ||
300 | 13 | 119000円 |
損失許容率10%のハイレバトレードは、資産が上下しながら減っていることが分かると思います。
ここで気を付けたいポイントは、勝ちも負けも同じ10pipsだということです。
ハイレバトレードをすると、大きく減らした後に増やすのが大変になってしまうのが分かると思います。
このようなトレードを100回、200回、300回と繰り返していくと資金は減ってしまいます。
常にハイレバでトレードをしていると資産を大きく減らしてしまうことは明らかです。
プラス500pipsでも負けてしまうハイレバの罠
とにかくpipsをプラスにすればいいと考えていると、ハイレバの罠にはまってしまいます。
pipsをプラスにしたとしても、Lot管理がしっかりとできていないとトータルで負けトレードになってしまう可能性があります。
次の例は、トータルで500pipsプラスになっているのにも関わらず、負けてしまう例です。
この条件のとき、許容損失率50%でトレードを100回やってみるとどうなるのか結果を見てみましょう。
損失許容率50%はマジで危ない。ハイレバは資産が減るイメージをもつのが大事。
トレード 回数 | 獲得 pips | 損失許容率 50%のLot | 50%のとき 資産の推移 |
0 | 500000円 | ||
1 | 50 | 50 | 750000円 |
2 | -40 | 75 | 450000円 |
3 | 50 | 45 | 675000円 |
4 | -40 | 67 | 407000円 |
5 | 50 | 40 | 607000円 |
6 | -40 | 60 | 367000円 |
7 | 50 | 36 | 547000円 |
8 | -40 | 54 | 331000円 |
9 | 50 | 33 | 496000円 |
10 | -40 | 49 | 300000円 |
50 | 6 | 39000円 | |
100 | 1 | 13000円 |
許容損失率50%は、最初の一撃こそ資産が1.5倍に膨らみましたが、その後どんどん減っていることが分かります。
わずか30回のトレードで資産が5分の1に、50回のトレードで10分の1になってしまっています。
100回繰り返す頃には、張れるLotも1Lotと資金が底をついてしまっている状況です。
勝ち負けを繰り返して勝率は50%、合計pipsは500pipsプラスなのに!です。それにも関わらず、負けてしまっています。
損失許容率を低く抑えることが王道の勝ち方
反対に損失許容率を低く抑えると勝ちトレードになります。
勝率や獲得pipsは変えていません。
変えているのは損失許容率(Lot)だけです。
トレード 回数 | 獲得 pips | 損失許容率 5%のLot | 5%のとき 資産の推移 |
0 | 500000円 | ||
1 | 50 | 5 | 525000円 |
2 | -40 | 5 | 505000円 |
3 | 50 | 5 | 530000円 |
4 | -40 | 5 | 510000円 |
5 | 50 | 5 | 535000円 |
6 | -40 | 5 | 515000円 |
7 | 50 | 5 | 540000円 |
8 | -40 | 5 | 520000円 |
9 | 50 | 5 | 545000円 |
10 | -40 | 5 | 525000円 |
50 | 6 | 585000円 | |
100 | 6 | 660000円 |
損失許容率5%の場合なら、勝率50%、プラス500pipsでトータル収益プラスにもっていくことができました。
100回トレードをして、資産が1.32倍になっています。
結論。
許容損失率は上げすぎない方がいい。
損失許容率を適切に設定すると利益が出るので不思議です。
損失許容率はどれくらいがおすすめ?
じゃあ結局のところ損失許容率はどれくらいがおすすめなのかというと、これが一概には言えません。
ずっと低い%でやっていたら資金を増やすのは難しいです。
かといってロットを張りすぎると損失が大きくなってしまいます。
おすすめなのは次のようなルールです。
根拠が複数重なるときというのは、重要水平線に当たって反発が確認できるときやラウンドナンバーで反発するときなどです。
損失許容率からLotを計算して、利益を伸ばせるときに大きく伸ばすことをいしきしていきましょう!!
まとめ 資産に合わせてLotを変動させるのが一番効率がいい。資金に対して2%の損失許容率で充分に利益を狙っていける。
今回は固定Lotと変動Lotの違いを確認しました。
固定Lotよりも変動Lotの方が資産が増えやすいことは明らかです。
初期資金がいくらであっても、Lotを固定した場合とLotを変動させた場合だとLotを変動させた場合の方が資金が増えやすい。
ただし、損失許容率は上げすぎない方がいいです。
「Lotを上げたときに負ける」を繰り返していくと、トータルで負けてしまいます。
許容損失率は上げすぎない方がいい。
Lotについての考え方が分かってきたら、自分なりのルールに落とし込みます。
例えば次のような感じです。
この中で一番大事なのは、「Lotを固定する考え方をやめる」ということ。
せっかく資産運用するなら、上手に運用して資産を倍増させたいですよね。
そのためにはリスク管理、損失許容率の管理が必須条件です。
リスク(損失許容率)はLotでコントロールできます。
資金に対して1%~2%から始めていき、ここぞというタイミングでは、損失を許容してリスクをとっていきましょう!!
【無料プレゼント】LINEに登録すると「投資に役立つデータ集」が無料でもらえる✨
- 資産を爆発的に増やす方法が知りたい
- 青天井に稼ぎたい・収入の限界を突破したい
- FX・投資の具体的な勝ち方を知りたい
- 再現性のあるトレード方法が知りたい
- 高勝率のトレード方法が知りたい
こういった方のために、僕が心を込めて作りました。
投資脳構築についての質問は随時募集中✨
YouTube、LINE、X、ブログでは、
投資脳を構築するための情報を発信しています。
もし質問があれば、
YouTubeコメント、LINE、X(旧Twitter)にて直接聞いてください。
◆YouTube
https://www.youtube.com/@toushikurage
◆LINE:「投資脳構築セミナー」「投資に役立つデータ集」を無料プレゼント!!
◆X(旧Twitter)
https://twitter.com/toushikurage
◆ブログ
僕は、これからも、
投資脳を構築するための情報を発信し続けていきます。
一緒に学んでいきましょう。
コメント