投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
ジョージ・レーンは「ストキャスティクスの父」と呼ばれています。
ジョージ・レーンによる日本語の著書は存在しないため、日本でジョージ・レーンについて調べるのはかなり難しい状況です。
ここではいくつかの情報をつなぎ合わせて考えてみます。
情報源は次の2つです。
- 情報1 OSTERDOWJONESの「Commodity News」2003年6月号
- 情報2 先物市場のテクニカル分析P307~
この2つの情報から、ジョージ・レーンがどんな人だったのか?どんなチャートを見ていたのか?どんなトレードをしていたのか?を分析していきます。
情報1 OSTERDOWJONESの「Commodity News」2003年6月号
OSTERDOWJONESの「Commodity News」2003年6月号にジョージ・レーンについて掲載されています。
この記事はアレン・シコラさんによって書かれています。
アレン・シコラさんのプロフィールです。
- 「Futures World News」「Dow Jones Newswires」「Kitco」で外国為替市場と商品市場を 25 年間担当してきた人物。
- ミネソタ州マンケート州立大学でマスコミュニケーションの学位を取得している。
- 金融ジャーナリストになる前はミネソタ州、アイオワ州、アラスカ州の新聞社で記者および編集者として働いていた。
このプロフィールなら信頼してよさそうです。
OSTERDOWJONESの「Commodity News」2003年6月号には、アレン・シコラさんがジョージレーンさんにインタビューした内容が載っています。
アレン・シコラさんによるとジョージ・レーンは次のような実績を持っています。
- 50年のトレード実績がある。
- フロアブローカーとして10年間勤務していた。
- 41の視点を構えた地域証券会社「Miller, Lane & Co.」の元オーナー。
- ジョージ・レーンは他の2社の証券会社で調査部長を務めたことがある。
- 「ストキャスティクスの父」として知られている。
トレード歴50年ってすごいですよね。
ブローカーとしても10年の実績があります。
そして、ストキャスティクスについては次のように説明しています。
- ストキャスティクスは、市場がいつ方向を買える準備ができているかをトレーダーに知らせることを目的とした勢いの指標です。
- 確率値80は市場が買われすぎていることを示し、20は市場が売られすぎていることを示します。
- 3分間チャートで使用することもできるし、日足チャートまたは週足チャートで使用することもできます。
ジョージ・レーンは一体どんなチャートを見ていたのでしょうか?
そして、どんなトレードを行っていたのでしょうか?
残念ながら、その核心部分については記事で触れられていませんでした。
ただ、ストキャスティクスを使用するときの時間足について触れられていた部分は大きな収穫です。
原文では次のように書かれています。
- You can use it on a three-minute chart or you can use it on a daily or weekly chart.
つまり、ジョージ・レーンは3分足、日足、週足でストキャスティクスを使っていた可能性が高いと思われます。
では、他の人はストキャスティクスをどのように使っていたのでしょうか?
情報2 先物市場のテクニカル分析P307~
「先物市場のテクニカル分析」では、ジョンJ・マーフィーが実際のチャートとストキャスティクス使って値動きを分析しています。
ジョンJ・マーフィーはオシレーターについて次のように言っています。
- オシレーター・チャートには、70と30のレベルに水平線が引かれている。
- トレーダーは、よくこの2本の線を買いシグナル、売りシグナルとして使用する。
- オシレーターが30以上に上昇すれば、相場は売られすぎの状態から上方に転換したことが証明される。同様に、買われすぎの相場において、70のレベルを下にブレイクすれば、売りシグナルとなる。
ジョンJ・マーフィーは5枚のチャートを使ってストキャスティクスを説明しています。
- 日足…3枚
- 週足…2枚
ジョージ・レインさんは3分足チャート、日足、週足で使用できると言っていました。
確かに、日足、週足で使われていることは間違いです。
ただ、そもそものチャートの数が5枚なので情報がとても少ないです。
もう少し情報が欲しいところです。
また、ジョンJ・マーフィーは次のように言っています。
実際、レイン博士は市場の大きなトレンドをみるために週足によるオシレーターの作成を勧めている。
「先物市場のテクニカル分析」著/ジョンJ・マーフィー
このことからジョージ・レーンは大きなトレンドを意識していたということが分かります。
まとめ ジョージ・レーンは主要トレンドや二次トレンドをトレンドフォローするスタイルだった可能性がある
ここまでの情報をつなぎ合わせて考えてみましょう。
- 3分足チャートなど短い時間足で使うことはできるのか?
- 買われすぎ、売られすぎのラインは80、20の組み合わせなのか?70、30の組み合わせなのか?
これについては、もう少し調べた方がよさそうです。
ラインの数値に関しては設定数値の問題かもしれません。
実績のある人がストキャスティクスを使って値動きを分析している情報をもっとつなぎ合わせていく必要がありそうです。
ただ、少ない情報の中から、いくつか分かったことがあります。
- ジョージ・レーンは「ストキャスティクスの父」と呼ばれている。
- ジョージ・レーンはトレード経験が50年もあるすごい人物。
- ジョンJ・マーフィーは日足と週足でストキャスティクスを使って分析していた。
- ジョージ・レーンは3分足、日足、週足を見ていた可能性が高い。
- ジョージ・レーンは大きなトレンドをつかむために週足によるオシレーター作成をすすめている。
もし、週足による「大きなトレンドをつかむ」ことを主にやっていたのだとしたらジョージ・レーンのトレード戦略はトレンドフォローです。
ダウ理論では、トレンドを次の3種類に分類しています。
- 主要トレンド…1年以上
- 二次トレンド…21日~90日
- 小トレンド…20日以下
この中で、週足で捉えられる大きなトレンドは、主要トレンドか二次トレンドの2つ。
つまり、ジョージ・レーンは主要トレンドや二次トレンドをトレンドフォローするスタイルだった可能性があるということです。
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