投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
一目均衡表は1000人に1人が体得できるもの
一目均衡表は一目山人が提唱した考え方です。
「均衡表の研究者は1985年時点で約1万人強、うち縦横に認識できるレベルに達した人は10人程度」と。実際に均衡表の理論体系は極めて膨大で、基礎を習得するのにも、かなり努力を要すると思われます。
「一目均衡表の研究」著/佐々木英信
カッコの中は一目均衡表を開発した一目山人さんが言った言葉です。
つまり、10000人が頑張って研究しても、その中で体得できるのはたった10人程度。
一目均衡表は1000人に1人しか体得できないものだということです。
それくらい奥深くて難しい理論です。
一目山人さんは「一目均衡表7部作」を執筆しました。
その7部作を読み込んで使えるようになれば一目均衡表をマスターすることができます。
残念ながら僕には、一目均衡表をマスターする1000人に1人の才能はありませんでした。
だから、一目均衡表についてはド素人です。
そんなド素人でも、ある方法を使えば、一目均衡表をマスターした人がどんなチャートを見て、どんなトレードをしていたのかが分かります。
1996年11月30日に「一目均衡表の研究」という本が出版されました。
この本を書いたのは一目山人さんではなく、日本を代表するアナリストの佐々木英信さん。
佐々木英信さんは、日本金融新聞の人気アナリスト・ランキング、テクニカル・アナリスト部門で1995年~2003年に9年連続1位に輝いたすごい人物です。
「一目均衡表の研究」は、いわば一目均衡表の公式ガイドブックです。
一目均衡表の解説書はこの本以外には認められていません。(1996年時点では)
佐々木英信さんのトレードの基盤は一目均衡表です。
おそらく10000人に10人と言われる一目均衡表をマスターした人物だと思われます。
1000人に1人です。
そう考えるとすごいですよね。
そんな佐々木英信さんの著書「一目均衡表の研究」から、佐々木英信さんがどんなチャートを見て、どんなトレードをしていたのかを考察していきます。
佐々木英信さんはどんなチャートを見ていたのか?
「一目均衡表の研究」の本には合計で71枚のチャートが出てきます。
種類は次の通りです。
・日経平均・ソニー・日立・帝石・三菱信・日重化・電化・大成建・東洋水・いすゞ・稲畑産・鹿島・マクセル・カーボン・東芝・ミドリ・三井金・ハウス・三井建・小野薬・エスエス・東電
株式が中心ですね。
日本の代表的な株価指数である「日経平均」も見ていたことが分かります。
問題なのはここからです。
佐々木英信さんは、どんな時間足のチャートを見ていたのでしょうか?
- 日足より短い足
- 日足
- 週足
- 週足より長い足
どれでしょうか?
正解はこれです。
- 日足…59枚
- 日足が分かるバーチャート…4枚
- 週足…7枚
- 週足が分かるバーチャート…1枚
バーチャートを含めれば、合計71枚のうち「日足」が63枚だったことが分かります。
つまり、佐々木英信さんは「日足」を使ってトレードをしていたということです。
一目均衡表の一番大事な線は「基準線」である可能性が高い
一目均衡表はろうそく足と5本の折れ線グラフから構成されています。
- ①転換線…当日を含む9日間の最高値と最安値の中間値を当日の転換値とする。
- ②基準線…当日を含む26日間の最高値と最安値の中間値を当日の基準値とする。
- ③先行スパン1…転換値と基準値の中間値を、当日を含む26日先の先行スパン1とする。
- ④先行スパン2…当日を含む過去52日間の最高値と最安値の中間値を、当日を含む26日先の先行スパン2とする。
- ⑤遅行スパン…当日の終値を、当日を含む26日前の遅行スパンとする
- ③先行スパン1と④先行スパン2の間のことを「帯」または「雲」という。
この中で一番重要な線はどれでしょうか?
僕の考えですが、たぶん一番重要な線は②の基準線であると考えられます。
名前に「基準」と入っているからです。
基準線の計算の仕方は次の通りです。
基準値=(26日間の最高値+26日間の最安値)÷2
この基準線と似たような線があります。
移動平均線です。
試しに、「日足」で一目均衡表の基準線と日足26MAを表示させてみましょう。
一目均衡表の基準線が「赤」です。対して日足の26MAがオレンジです。
驚くほど一致していることが分かるかと思います。
同じような考え方で、転換線もみてみましょう。
転換線の計算の仕方は次の通り。
転換値=(9日間の最高値+9日間の最安値)÷2
この線も移動平均線9MAと驚くほど重なっていることが分かります。
もう一度、図を見てみましょう。
一目均衡表の転換線は水色です。対して日足の9MAは黄色です。
こちらも、基準線と日足26MAと同じように驚くほど重なっていることが分かるかと思います。
つまり、佐々木英信さんが「日足」で一目均衡表を使うということは、「日足」で「26MA」と「9MA」を表示させて使うのとほぼ一緒のことをしているということです。
佐々木信秀さんのトレードスタイルは?一目山人さんのトレードスタイルは?
一目均衡表についてはド素人なので、ここからも更に僕の憶測になります。
先ほど、一目均衡表の基準線と転換線が移動平均線26MAと9MAにかなり近いという話をしました。
そして、佐々木英信さんが見ていたチャートなどを総合的に考えると、次のような結論になります。
- 佐々木英信さんは「日足」を主に見ている。
- 一目均衡表は主に「日足」を分析するもの。
- 一目均衡表の一番重要な線は基準線。なぜなら名前に「基準」とついているから。
- 一目均衡表の基準線と転換線は「日足」の26MAと「日足」の9MAにかなり近い。
- つまり、佐々木英信さんは「日足」26MAをトレンドフォローすることと同じようなことをしていたのではないか。
- 同じように、一目山人さんも「日足」26MAをトレンドフォローすることと同じようなことをしていたのではないか。
これは僕の勝手な解釈です。
ただ、佐々木英信さんは一目均衡表を説明するために71枚中63枚は「日足」チャートを使っていたという事実があります。
大事なので繰り返して言います。
佐々木信之さんは、一目均衡表を71枚のチャートで説明していました。
そのうち63枚が日足チャートです。
まとめ 佐々木英信さんは「日足」をトレンドフォローするスタイルだったのではないか。
一目均衡表が考え出されたのは1935年のこと。
理論やインジケーターの歴史を眺めてみましょう。
年 | 理論やインジケーター | 開発した人 | 国 |
1903年 | ダウ理論 | チャールズ・ダウ | アメリカ |
1935年 | 一目均衡表 | 細田悟一 | 日本 |
1938年 | エリオット波動理論 | ラルフ・ネルソン・エリオット | アメリカ |
1950年 | ストキャスティクス | ジョージ・レイン | アメリカ |
1960年 | グランビルの法則 (移動平均線) | J・E・グランビル | アメリカ |
1966年 | ウイリアムズ%R | ラリー・ウイリアムズ | アメリカ |
1970年代後半 | MACD | ジェラルド・アペル | アメリカ |
1978年 | RSI | Jウェルズ・ワインダー | アメリカ |
1983年 | ボリンジャーバンド | ジョン・ボリンジャー | アメリカ |
理論やインジケーターの歴史から考えてみても、一目均衡表がいかにすごいかということが分かります。
一目山人さんは、現代では当たり前となっている理論やインジケーターの土台が全くない状態で「一目均衡表」を考え出しました。
そして、それは現代の「日足26MA」と「日足9MA」にかなり近い数字を計算しているということです。
一目均衡表の基準線と転換線が日足26MAと日足9MAに近いのはチャートを見れば一目瞭然です。
赤とオレンジは驚くほど重なっています。水色と黄色も驚くほど重なっています。
一目山人さんはきっと、「日足」をトレンドフォローしていたのでしょう。
一目均衡表をマスターした佐々木英信さんもきっと「日足」をトレンドフォローするスタイルだったのではないでしょうか。
一目均衡表についてはド素人なので、あくまでも僕の解釈です。
ただ、重ねて言わせてください。
佐々木英信さんが「日足」を重視していたことは疑いようのない事実です。
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