【FX】絶対に勝てる方法はない。出口のない迷路に入り込んだようなもの。

FXトレーダーのクラゲです。

FXの優位性を探し求めて、検証に明け暮れる日々を送っています。

答えから言うと、絶対に勝てる方法はありません。(キッパリ)

絶対に勝てる方法はありませんが、勝つ確率が高い方法ならあります。

日々検証をしていて、思うのは、

検証作業は絶対に必要だということです。

FXって、人生で一番面白いゲームだと思います。

もし、絶対的な答えが存在しないゲームに参加して、勝ち続けることができたら、

すごくないですか?

いうならば、自分で答えを探すゲーム。

その答えを教えてくれる人は、一人もいません。

だから、自分で探して見つけるしかありません。

どんなゲームなのか、簡単に説明すると…

ハイ!エビリワン!

ようこそ、ドル円マーケットへ、お越しくださいました。

ドル円マーケットは、平日の朝から夜中まで、開園しております。

土日は休みです。

ルールは、簡単。

みなさん、お金を準備してください。

今日一日で、買う人が多いのか、売る人が多いのか、

どちらになるでしょうか?

買う人が多いと思う人は「買い」、

売る人が多いと思う人は「売り」を選択してください。

一日の中で、いつ、買ったり売ったりしてもいいです。

どんな作戦を立ててもいいし、

どんな手段を使って売買判断をしてもいいです。

ぜひ、素敵なトレードライフを、お楽しみください。

こんなゲームに参加しています。

ちょっと別の言い方をすれば、

全世界のオンライン対戦ゲームをしている訳です。

1日当たりの為替取引量は、1兆円をこえています。

そんな世界のマーケットに、

自宅にいながら、パソコン一台で、誰でも参加できる訳です。

すごい時代になりましたよね。ほんとに。

FXというのは、外国為替証拠金取引のことです。

投資全体で考えると、

・株式
・先物
・債券
・指数

などの投資対象がある中で、

「先物」の中に分類されるのが、「為替」です。

FXは、お金が増える可能性があります。

ただ、残念なことに、世の中に出回っている情報のほとんどが、

偽物の情報です。

つまり、「まったく使えないゴミのような情報」だってことです。

なぜ、そんなことが起こるのか?というと、

「もうかる話を提示した人」が儲かる仕組みがあるからです。

例えば、

Google検索で「FX 勝ち方」と検索したとします。

すると、実にたくさんの情報が出てきます。

でも、残念ながら、

ここに書いてある情報のほとんどは、

お金を稼いだことがない人の情報です。

・インジケーターを使って稼げる方法

・手法を使って稼げる方法

・チャートパターンを使って稼げる方法

・FXは副業になるといううまい話

こういう話をエサにして、

広告をクリックさせる戦略です。

で、もしあながたその広告から証券口座を開設したとしたら、

広告を設置した人にお金が入り込みます。

そういう仕組みになっています。

ネットで情報を検索して、勝ち方を調べるとか、

書籍を購入して、勝ち方を調べるとか、

そういうことをしても、

全くと言っていいほど、役に立ちません。

じゃあ、本当に探している答えはどこにあるのか?というと、

それは、過去チャートにあります。

チャートというのは、何度も繰り返していて、

少しずつ変化しながら、

現在、未来に同じようなチャートを作り出していきます。

つまり、もし本当に勝ちたいと思うなら、

「チャート」こそ、見るべきで、大事にしたい一時情報です。

僕はFXの中でも主に「ドル円」を取引しています。

この「ドル円」のチャートは、インターネットの環境があれば、誰でも簡単に見ることが可能です。

つまり、答えを見ることができるってことです。

ただ、ここで問題を難しくしているのは、

「チャートを読む能力」を身につけるのが難しいということです。

初めての方は、チャートを見たことも聞いたこともないと思います。

「チャートを読む能力」というのは、

別の言い方をすれば、

第二言語を習得するくらいの難しさに匹敵します。

日本人って、ほとんどの人が中学から英語を勉強するのに、

英語を話せるようになる人ってめちゃくちゃ少ないですよね。

1日1時間、学校に行くのが1年で200日くらいなので、

最低でも中学の3年間で600時間も勉強しているはずです。

なのに、まったく英語が話せない…

高校でも、英語を習う人もいると思います。

また、大学で、第二外国語を選択した人もいるかもしれません。

累計で1000時間以上勉強しているはずなのに、

それでも、言語を習得するというのは、

ほんの一部の人にしかできていない、というのが現状です。

僕の感覚では、FXでチャートを読むというのは、

外国語の習得くらい難しいことだと思っています。

だから、初心者が簡単に手を出せるものじゃないし、

安易に初めて、資金を溶かすようなことをしては、めちゃくちゃもったいないと思います。

チャートを読む能力を向上させたいと思ったら、

全身全霊をかけて臨むべきです。

逆に言えば、

習得さえしてしまえば、何も考えずにできるようになるってことです。

例えば、英語が話せる10歳の子どもがいたとします。

その子は、もともと英語が話せる環境にいました。

だから、英語で考えるのが、当たり前。

英語で話すのが、当たり前。

何も考えずに、英語を使っているはずです。

それと同じように、

「チャートを読む能力」というのは、

一度身につけてしまえば、

あとは、何も考えなくても作戦通りに実行すればいい、という状態になります。

そうなれば、

自宅にいながら、世界中のマーケットに参加することができるようになります。

「FXで勝てるようになりたい」

「自宅にいながらパソコン1台でお金を増やしたい」

「収入の限界を突破したい」

そう考えている人は、多いと思います。

ただ、1つ言わせてください。

「FXをなめてかかるな。」

FXは、収入の限界を突破する可能性があります。

逆に言えば、あなたがもっている資金が一瞬でなくなります。

めちゃくちゃ恐ろしいことですよね。

そういうリスクもあるよってことです。

この記事で伝えたい内容は、

FXは、やるな。

FXを、なめてかかるな。

それでも、FXをやりたいなら、チャートを分析しろ。

ということです。

チャートの分析は、大変です。

地味だし、誰からも認められないし、周りからは理解してもらえないし、

結果が出なければ、分析した時間がムダになるし、

ほとんどいいことなんてありません。

「このインジケーターを使ってみよう」…ダメ。

「この手法を使ってみよう」…ダメ。

「じゃあ、インジケーターの設定数値を変えてみよう」…ダメ。

「チャートパターンを分析しよう」…いまいちつかみどころがない…

こんな毎日を過ごす羽目になります。

ちょっと別の例え話ですが、

世界的に超有名なトーマスエジソンは、

白熱電球を発明したことで有名です。

人類が「明かり」を使えるようになり、

生活を激変させるきっかけを作りました。

エジソンは、何の努力もせずに成功をつかみとったのでしょうか?

違います。

一番最初に作った白熱電球は、14時間しか点灯しなかったので、

1日と持たない性能しかもっていませんでした。

とても実用的とは言えませんよね。

1日1回電球を変えるとか、めちゃくちゃめんどくさいです。

この白熱電球を作るときに、

一番の課題だったのは、最低でも600時間点灯させることでした。

つまり、1ヵ月弱は使い続けられるものを開発する必要がありました。

そうしないと、世界中の人は使えないと思ったからです。

だから、何とかして、14時間しか点灯しない白熱電球を、

600時間以上点灯する白熱電球にする必要がありました。

エジソンは、

電球の光る部分(フィラメント)の素材を何にするのか?という問題の答えを

諦めずに、探し続けました。

世界中から6000種類の材料を取り寄せて、

1つずつ、試していきました。

そして、たまたま偶然研究室にあったセンスの竹材料で作ったフィラメントを使うと、

200時間点灯することができました。

そこからさらに、フィラメントの素材を「竹」に絞って、

20人の調査員を竹採集のために、世界中に派遣。

1200種類の竹で実験して、

日本の竹を使ったフィラメントは、1200時間以上点灯するという大発見をしたのです。

こうして、製品化された白熱電球は、

世界中に輸出されて大ヒットしました。

まとめると、こんな感じです。

1879年 木綿糸を炭化させて約14時間点灯に成功。
1879年 扇子の竹の材料を使って200時間点灯。
1880年 日本の竹を使って1200時間以上点灯。
1881年 エジソンが開発した白熱電球が発売。

エジソンは、何年もの間、白熱電球を開発するという1つの目標に向かって、

努力を積み重ねました。

だから、最終的には、1200時間以上点灯するフィラメントの素材を発見することができたのです。

おそらく、世界中から取り寄せた6000種類の材料は、ほとんどが役に立たなかったと思います。

あれも、ダメ。

これも、ダメ。

やっぱり、これも、ダメ。

気が遠くなるような作業だったと思います。

チャートを分析するというのは、そういうことです。

うまくいかない方法を1つずつ見つけていきましょ。

地道にやっていきましょ。

誰から認められなくてもいい、

誰から誉められなくてもいい、

未来の自分自身、そして、自分と関わるすべての人のために、

ドル円マーケットでお金を増やす方法を、

考えていきましょ。

それが、チャート分析です。

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