投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
「先物市場のテクニカル分析」はジョンJ・マーフィーによって書かれた本です。
この本は1986年3月3日に出版され、日本語訳は1990年5月24日に出版されました。
日本語訳の書籍は2022年7月までに41回重版されている超人気作品です。
ジョンJ・マーフィーは先物市場におけるテクニカル分析の分野で20年以上にわたる経験を持っています。
テクニカル分析が好きで好きで、大好き過ぎて、辞書のような分厚い本を出版しました。
それぐらいテクニカル分析が大好きな人です。
「先物市場のテクニカル分析」は552ページにわたってテクニカル分析のありとあらゆる分野を網羅しています。
簡単にタイトルをまとめるとこんな感じです。
- テクニカル分析とは
- ダウ理論とは
- トレンドとは
- トレンドの転換パターン
- トレンドの継続パターン
- 移動平均線
- オシレーター
- (他にもたくさんのタイトルがあります。)
テクニカル分析の基礎をしっかりと固めたい方にはおすすめの本です。
僕はこの「先物市場のテクニカル分析」の本を辞書のように使っています。
テクニカル分析の基本的な考え方は1986年から変わらずに存在しています。
そして、ジョンJ・マーフィーさんは次のように結論づけています。
米国において100年間、テクニカル分析は実用に耐えて成功を収めてきた。
これはすごいことです。
テクニカル分析は100年間通用してきたということです。
100年間ですよ。
ドルと円のレートには50年間の歴史があります。
このレートを日足で細かく分析してみると、確かに50年間トレンドが出続けていることが分かります。
ドル円相場では50年間テクニカル分析が有効でした。
詳しくは別記事で解説します。
では、ジョンJ・マーフィーさんは一体どんなチャートを見て、どんなトレードをしていたのでしょうか?
今回はジョンJ・マーフィーさんのトレードスタイルについて深掘りしていきます。
ジョンJ・マーフィーはどんなトレードをしていたのか?
ジョンJ・マーフィーさんはどんなトレードをしていたのでしょうか?
順張り?逆張り?それとも両方?
ジョンJ・マーフィーさんの言葉から考えてみましょう。
テクニカル分析とは何か?それは価格チャートを使い、市場に新たなトレンドを察知し、それを利用する技術である。
先物市場の価格の動きをチャートで追う目的は、トレンドを早期の形成段階で確認し、そのトレンドの中で取引をするためにある。
サポート(支持線)、レジスタンス(抵抗線)、プライス・パターン、ムービング・アベレージ(移動平均)、トレンド・ライン等チャーチストが用いるあらゆるツールは、すべてトレンドを解析し、これに乗ることを目的とするものである。
「先物市場のテクニカル分析」著/ジョンJ・マーフィー
結論は、トレンドフォロー戦略です。
トレーディングのガイドラインにもヒントとなる言葉が出てきます。
上昇トレンドでは押し目買い、下降トレンドでは戻り売り。
「先物市場のテクニカル分析」著/ジョンJ・マーフィー
ジョンJ・マーフィーさんはテクニカル分析をしてトレンドフォローをしていたのです。
では、ジョンJ・マーフィーさんはどんなチャートを見ていたのでしょうか?
ジョンJ・マーフィーはどんなチャートを見ていたのか?
ジョンJ・マーフィーさんはどんなチャートを見ていたのでしょうか?
まずは種類を見てみましょう。
ジョンJ・マーフィーが見ていたチャートの種類は次の通りです。
種類 | 内容 |
債券 | Tボンド Tビルス |
先物 | ポークベリー コーヒー コーン 砂糖 牛 豚 大豆 大豆油 大豆ミール 原油 ガソリン 灯油 小麦 コットン 金・銀・銅 木材 |
指数 | S&P500指数 ダウ平均株価指数 CRB指数 CRB先物指数 CRBエネルギー先物指数 |
為替 | 英ポンド スイスフラン ドイツマルク ユーロドル 日本円 |
債券、先物、指数、為替など、幅広くトレードしていたことが分かります。
次にチャートの時間軸を見てみましょう。
先物市場のテクニカル分析では5種類のチャートが出てきます。
- 5分足
- 15分足
- 日足
- 週足
- 月足
この5種類があります。
どれを一番多く見ていたでしょうか?
ヒントは次のジョンJ・マーフィーさんの言葉にあります。
トレーディングはまず長期的展望をもったうえで、徐々に短期に目を向けていかなければならない。そのために、月足と週足の連続チャートから始めるべきである。そして、実際のトレーディングの基礎になる日足チャートの分析へ向かうのである。
「先物市場のテクニカル分析」著/ジョンJ・マーフィー
正解を見てみましょう。(ポイント・アンド・フィギュアなどはチャートに含めていません。)
- 5分足…1枚
- 15分足…1枚
- 日足…143枚
- 週足…16枚
- 月足…9枚
「先物市場のテクニカル分析」の本には合計170枚のチャートが出てきます。
なんと170枚中143枚が日足だったのです。
84%、8割以上が「日足」でした。
つまり、ジョンJ・マーフィーさんは「日足」を見てトレンドフォローしていたということです。
ダウ理論の定義から考えると
ダウ理論ではトレンドについて次のように定義しています。
- 主要トレンド…1年以上
- 二次トレンド…21日~90日
- 小トレンド…20日以下
この定義から、主要トレンド=長期トレンド、二次トレンド=中期トレンド、小トレンド=短期トレンドと考えることができます。
- 主要トレンド=長期トレンド
- 二次トレンド=中期トレンド
- 小トレンド=短期トレンド
ジョンJ・マーフィーは日足を使ってどのトレンドに乗ろうとしていたのでしょうか?
「先物市場のテクニカル分析」の第13章「マネー・マネジメントとトレード戦略」では、次のように言っています。
中期トレンドに沿って取引する。
「先物市場のテクニカル分析」著/ジョンJ・マーフィー
つまり、ジョンJ・マーフィーは、中期トレンド(二次トレンド)をトレンドフォローしようとしていたのです。
日にちで言うと、21日~90日くらいの大きさのトレンドです。
例えば2022年のドル円相場では、一年間で小トレンドが4回、二次トレンドが5回発生しています。
ジョンJ・マーフィーは、この5回発生している二次トレンドをトレンドフォローしようとしていたということです。
つまりジョンJ・マーフィーはどんなトレードをしていたのか?
ここまでの重要な手掛かりをつなぎ合わせて考えてみましょう。
ジョンJ・マーフィーは次のようなトレードをしていた可能性が高いです。
- 見ている時間足は主に「日足」
- 上昇トレンドでは押し目買い、下降トレンドでは戻り売り
- サポートライン、レジスタンスライン、移動平均線、トレンドラインなどはすべてトレンドフォローをするために使う
- ダウ理論の二次トレンド(中期トレンド)をトレンドフォローするスタイル
ここで確実に言えるのは、ジョンJ・マーフィーは「日足」をよく見ていたということです。
「先物市場のテクニカル分析」の著書の中には170枚のチャートが出てきます。
そのうち143枚は日足チャートです。
ジョンJ・マーフィーが「日足」を重視していたということは間違いないでしょう。
まとめ ジョンJ・マーフィーはダウ理論の中期トレンドをトレンドフォローするスタイル
今回はジョンJ・マーフィーのトレードスタイルについて考察しました。
- どんなチャートを見ていたのか?
- どんなトレードをしていたのか?
成功した投資家が何を見て、どんなトレードをしてきたのかを分析すると、共通点が見えてきます。
それをつなぎ合わせていけば、トップトレーダーの見えている世界が見えるようになります。
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