【成功した投資家の戦略】キャシー・リーエンはどんなチャートを見てどんなトレードをしていたのか？

こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード（2日～20日間保有）
◆トレンドフォロー（21日～90日間保有）
下の画像のようなトレードをしています。

キャシー・リーエンは外国為替市場でのトレード経験が15年以上あります。

投資家にFX取引を指導するために世界中を飛び回っています。

そんな外国為替のプロであるキャシー・リーエンは一体どんなトレードをしているのでしょうか？

キャシー・リーエンの著書「FXデイトレード・スイングトレード」から考察していきます。

キャシー・リーエンは外国為替市場のプロ

キャシー・リーエンが見ているチャートは主に外国為替です。

著書「FXデイトレード・スイングトレード」では66枚のチャートが登場します。

そして、そのすべてが外国為替です。

どんな種類があるのか見てみましょう。

全部で12種類のチャートが出てきます。

主に取引しているのは、ユーロドル、ドル円、ポンドドルの3つです。

世界で最も取引されている外国為替の1位～3位はユーロドル、ドル円、ポンドドルの3つです。

どうやら成功している投資家たちが監視している通貨ペアにも共通点がありそうです。

キャシー・リーエンが見ている時間足は？

著書「FXデイトレード・スイングトレード」には66枚のチャートが登場します。

次の時間足のチャートが出てきます。

計7種類の時間軸です。

この中で一番多く登場する時間軸はどれでしょうか？

正解はこれです。

66枚のチャートのうち、約半分の32枚が日足チャートでした。

キャシー・リーエンは日足を重視していたことが分かります。

また、次のような文章からも日足の重要性が分かります。

いつの時点でも、どの通貨ペアでも、相場の状況は基本的にトレンド相場かレンジ相場のいずれか、です。

トレーダーが最初にすべきことは、現在の相場がどちらなのかを見極めることです。

そして、トレードする日に最初に見るもっとも短い時間枠のチャートは、日足でなくてはなりません。

「FXデイトレード・スイングトレード」著／キャシー・リーエン

キャシー・リーエンはどんなトレードをしていたのか？

見ている時間足は「日足」が多いことは分かりました。

では、キャシー・リーエンは一体どんなトレードをしていたのでしょうか？

「仕掛け」と「手仕舞い」が表示されているチャートから、何日ポジションを持っていたのかを調べます。

このトレードをダウ理論のトレンドの種類に当てはめてみましょう。

すると、次のようになります。

ダウ理論の分類	ダウ理論の期間	期間	キャシー・リーエンのトレード
主要トレンド	1年以上	長期
二次トレンド	21日～90日	中期	ユーロドル　日足　45日間 ドルシンガポール　日足　95日間 ドル円　日足　30日間
小トレンド	20日以下	短期	小トレンド　20日以下 ドル円　日足　6日間 ポンドドル　日足　2日間 ユーロカナダ　日足　1日間 ポンドドル　日足　17日間 ユーロドル　日足　14日間 オージードル　日足　7日間
		超短期	※著書「FXデイトレード・スイングトレード」では超短期のトレンドフォローのやり方も紹介しています。

ドルシンガポールは90日を越えていますが、これくらいの誤差なら二次トレンドに含めてもいいでしょう。

こうしてダウ理論によるトレンド分類を当てはめてみることで、キャシー・リーエンは小トレンドや二次トレンドをトレンドフォローしていたという事実が分かります。

まとめ　キャシー・リーエンは「日足」を見て小トレンド・二次トレンドをトレンドフォローするスタイル

ここまでの手掛かりをつなぎ合わせて考えてみましょう。

キャシー・リーエンは時間足について次のように言っています。

トレードする日に最初に見るもっとも短い時間枠のチャートは、日足でなくてはなりません。

「FXデイトレード・スイングトレード」著／キャシー・リーエン

「日足」でなくてはなりません。とはっきり教えてくれています。

キャシー・リーエンの著書「FXデイトレード・スイングトレード」では66枚中32枚が日足チャートです。

キャシー・リーエンは「日足」をよく見てトレードしていたことは間違いないです。