【成功した投資家の戦略】ラリー・ウイリアムズから「短期トレーディングの真実」を学ぶ

こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード（2日～20日間保有）
◆トレンドフォロー（21日～90日間保有）
下の画像のようなトレードをしています。

投資の世界で成功したかったら、成功した投資家のやり方を真似するのが一番です。

投資の世界で成功した人は、世の中に数多くいます。

ラリー・ウイリアムズは、そのうちの１人です。

特にすごいのは、1987年に行われた投資の大会「ロビンスカップ」で10000%以上の成績をたたき出したことで知られています。

めちゃくちゃすごくないですか？

10000%ですよ。

100%じゃないです。10000%です。

10000ドルの資金を10000%以上にしたので、日本円で換算すると100万円を1億円以上にしたということになります。

もちろん、大会の結果は１位で、いまだにその記録は破られていません。

ラリー・ウイリアムズってどんな人？

ラリー・ウイリアムズはどんな人なのでしょうか？

簡単にプロフィールを紹介します。

ラリー・ウイリアムズってすごくないですか？

投資の世界では伝説級の人です。

ラリー・ウイリアムズはどんなトレードをしていたのか気になりませんか？

もし、勝てる方法をまだ見つけていない方や、勝ちトレードを積み重ねられない方は、ラリー・ウイリアムズから学ぶべきことは多くあります。

この２つの視点で分析していきます。

ラリー・ウイリアムズはどんなチャートを見ていたのか？

まずは、どんなチャートを見ていたのか？ということです。

ラリー・ウイリアムズが書いた「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」という著作を調べれば、どんなチャートを見ていたのかが分かります。

みなさんは本のタイトルの「短期売買法」と聞いてどんなイメージをもつでしょうか？

「短期売買法」です。

1分足や5分足、デイトレードやスキャルピングトレードをイメージするでしょうか？

もし、「短期売買法」と聞いてデイトレードやスキャルピングトレードをイメージしていたとしたら、それは間違いです。

ラリー・ウイリアムズの見ていたチャートの種類は次の通りです。

為替	英ポンド スイスフラン 豪ドル
債券	Tボンド
株	ビリトン リオ・ティント エクソン
指数	米ドル指数 日経平均 S&P500指数
先物	ポークベリー 飼育牛 コーヒー ココア 大豆 大豆油 大豆ミール 原油 小麦 綿花 金・銀・銅

為替、債券、株、指数、先物など、幅広くトレードしていたことが分かります。

この情報だけでも、ラリー・ウイリアムズは多くの分野のチャートを分析してきたということが分かります。

では、この中でどの時間足のチャートが多いでしょうか？

「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」の著作の中では、７種類のチャートが出てきます。

みなさんはどのチャートが多いと思いますか？

正解は次の通りです。

「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」の著作の中では、合計91枚のチャートが出てきます。

そのうち71枚が日足チャートです。

約8割近くが日足チャートで説明されているという事実があります。

そして、注目すべきなのはラリー・ウイリアムズは移動平均線を使ってチャートを分析しています。

移動平均線の設定期間は日足18MAです。

この本の中では、日足18MAが全部で9回登場します。

別の方の例ですが、ボリンジャーバンドを開発したジョン・A・ボリンジャーは、ボリンジャーバンドの中央の線に単純移動平均線（20MA）を採用しています。

ボリンジャーバンドについて次のような要点をまとめています。

ラリー・ウイリアムズは日足18MAを使っていたという事実。ジョン・A・ボリンジャーは日足20MAを使っていたという事実。

この２つの設定数値が近いのは単なる偶然なのでしょうか。

ボリンジャーバンドを開発したジョン・A・ボリンジャーも日足を重視していたということが分かっています。

詳しくはこの記事で解説しています。

ラリー・ウイリアムズはどんなトレードをしていたのか？

ラリー・ウイリアムズはどんなトレードをしていたのでしょうか？

著書「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」は全部で第16章までありますが、その中でも特に第3章は核心をついた話をしています。

第3章のタイトルは「短期トレーディングの真実」。

もうずばりです。

99ページから115ページまでの16ページの中にトレード真実が書いてあるんですよ。

勝てない人は、ここを繰り返して読んだ方がいいです。

項目はこんな感じです。

こんな5つの項目からなっています。

この中から、ラリー・ウイリアムズがどんなトレードをしていたのかが分かる部分を探してみます。

例えば。

すべての利益のカギを握るのはトレンドであるということである。トレンドがなければ、利益も出ない。

「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」著／ラリー・ウイリアムズ

つまり、ラリー・ウイリアムズは、トレンドフォローをしていたということです。

負けるトレーダーは非常に短い時間枠のなかでトレードをしたがる。（…中略…）

トレードは１日で完結させオーバーナイトしなければ、ニュースや大きな変化の影響を受けることはなく、したがってリスクを限定できるという一見合理的に思える言葉に踊らされた彼らは、奈落の底に真っ逆さまに落ちるだけである。

「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」著／ラリー・ウイリアムズ

ラリー・ウイリアムズのトレードスタイルは、デイトレードやスキャルピングではないということが分かります。

１日で取引を完結させるデイトレードを否定しているのです。

私が言いたいのは、トレーディングで大金を稼ぐ唯一の方法は、自分のトレードしている時間枠で大きなスイングをとらえることである、ということである。（…中略…）大きな利益を与えてくれるのは時間、時間だけである。アイデアではなく、派手なダンスを踊ることでもなく、すべての天井と底をとらえようとすることでもない。それは愚か者のやることである。（…中略…）私は通常２日から５日のスイングでトレードする。

「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」著／ラリー・ウイリアムズ

このように言っています。

ラリー・ウイリアムズは２日～５日ポジションをもつ、スイングトレードをしていたのです。

そして、スイングトレードこそが、利益を最大化するために必要なことだと教えてくれています。

つまり、ラリー・ウイリアムズはどんなトレードをしていたのか？

「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」には、投資家として成功するための重要な手掛かりが書き記されていました。

特に第3章は繰り返し読むのがおすすめです。

ラリー・ウイリアムズはどんなトレードスタイルだったのか手掛かりをもとにまとめてみましょう。

これが分かるだけでもかなり大きいです。

まとめ　ラリー・ウイリアムズから「短期トレーディングの真実」を学ぶ

今回は、ラリー・ウイリアムズのトレードスタイルについて考察しました。

成功した投資家から学べることは山のようにあります。

ラリー・ウイリアムズは投資の大会「ロビンスカップ」で利益10000%を達成した伝説のトレーダーです。

そんな偉業を成し遂げたラリー・ウイリアムズのトレードスタイルは順張りのトレンドフォロー。デイトレードではなく、スイングトレードです。　

その事実を知っていれば、「短期売買法」というイメージががらりと変わるはずです。