【成功した投資家の戦略】マーク・ダグラスはどんなチャートを見て、どんなトレードをしていたのか?

投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?

こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。

「ゾーン『勝つ』相場心理学入門」は投資家として勝つためのマインドを教えてくれる本です。

この本はマーク・ダグラスが17年間トレードをして、その経験をもとに書かれたもの。

その文章のほとんどが「相場心理学」についての話です。

要は「マインド」が学べる本です。

ただ、第11章 トレーダー的思考法の「売買演習‐カジノ的優位性を用いたトレード法を習得する」の「時間枠」の項目でトレードスタイルについて触れている場面があります。

その文章から、マーク・ダグラスが一体どんなトレードをしていたのか?どんなチャートを見ていたのか?ということが分かります。

どんなトレードをしていたのか?戦略は?

事実、リスクの最も低いトレードは、成功率が最も高いとき、つまり上昇トレンドでの押し目(支持線)で買う、あるいは下落トレンドでの戻り頭(抵抗線)で売るときに生じる。

「ゾーン『勝つ』相場心理学入門」著/マーク・ダグラス

なんだ、そんなことかと思うかもしれませんが、戦略は「押し目買い」「戻り売り」です。

上昇トレンド中だったら、押し目を狙う。

下降トレンド中だったら、戻り高値を狙う。

ただ、注目したいのは「支持線」や「抵抗線」という表現です。

マーク・ダグラスは、押し目買い、戻り売りをするときに、「支持線」や「抵抗線」を意識しています。

「支持線」や「抵抗線」はどの時間足の何のことを指しているのでしょうか?

どの時間足を見ていたのかが分かれば「支持線」や「抵抗線」について何か分かるかもしれません。

見ているチャートはどんなチャートだったのか?

時間枠が長くなればなるほど、トレンドはより重要になる。

つまり日足の形成するトレンドは、30分足の形成するトレンドよりも意義がある。

したがってこの場合、日足の形成するトレンドを主要トレンドと考えられるだろう。

「ゾーン『勝つ』相場心理学入門」著/マーク・ダグラス

マーク・ダグラスは、30分足よりも日足の方が重要であると考えていたようです。

今回の場合、マーク・ダグラスは日足のトレンドを主要トレンドと捉えていますが、ダウ理論の定義と合わせると混乱してしまうので、整理してみましょう。

ダウ理論では次のように定義されています。

  • 主要トレンド…1年以上
  • 二次トレンド…21日~90日
  • 小トレンド…20日以下

日足のトレンドをフォローしていくということは、つまり小トレンドや二次トレンドをトレンドフォローするということです。

マーク・ダグラスは、おそらく小トレンドや二次トレンドをトレンドフォローするという意味で「日足のトレンドを主要トレンドと考えられる」と言っているのでしょう。

和訳の問題かもしれませんが、ここは見過ごせないポイントです。

トレードの方向性はどうやって決めるのか?

主要トレンドの方向を決定するため、日足で何が起こっているかに注目する。

日足トレンドが上昇であれば、自分の優位性が30分足の支持線として明確にするポイントへの下げ(押し)を探すだけである。

そしてそこで買う。

一方で、日足トレンドが下落であれば売り専門となる。

つまり、30分足で自分の優位性が抵抗線として明確にするポイントへの上げ(戻り)を探すだけだ。

「ゾーン『勝つ』相場心理学入門」著/マーク・ダグラス

ここでは、かなり大事なことについて触れています。

しかもさらっと書かれているので見過ごしてしまう可能性があります。

2つの言葉に注目してください。

「だけ」に注目!!

まずは「押しを探すだけ」の「だけ」という言葉です。

日足でトレンドが上昇であれば押しを探す「だけ」です。

「だけ」ということはつまり、逆張りの売りはしていません。

買い専門だということです。順張りです。

押しを探す「だけ」です。

「だけ」に注目です!!

「売り専門」の「専門」に注目!!

次に「日足トレンドが下落であれば売り専門となる」の「売り専門」という言葉です。

「売り専門」という言葉に注目してください。

日足で下落トレンドが出ているときは「売り専門」になるということです。

つまり、下落トレンド中に逆張りの「買い」はやっていません。

下落トレンド中の売り専門、つまり順張りです。

戻りを探す「だけ」です。

売りの場合も「だけ」という表現が使われています。

「だけ」に注目です!!

「だけ」「売り専門」という言葉に注目することで、マーク・ダグラスは日足トレンドの方向性にそって順張りをしていたということが分かります。

「支持線」「抵抗線」とは

さらに突き詰めるとすれば「支持線」「抵抗線」でしょう。

事実、リスクの最も低いトレードは、成功率が最も高いとき、つまり上昇トレンドでの押し目(支持線)で買う、あるいは下落トレンドでの戻り頭(抵抗線)で売るときに生じる。

「ゾーン『勝つ』相場心理学入門」著/マーク・ダグラス

先ほどは、「支持線」「抵抗線」の意味するところが分かりませんでしたが、見ている時間足が分かればある程度絞ることができます。

見ていた時間足は「日足」と「30分足」と仮定すると、支持線や抵抗線はいくつか存在しています。

  • 移動平均線が支持線や抵抗線になる可能性
  • サポレジ転換線が支持線や抵抗線になる可能性

まずは移動平均線で「支持線」「抵抗線」を考えてみましょう。

「支持線」や「抵抗線」は「日足」の20日移動平均線の可能性

まずは移動平均線について考えてみます。

日足の移動平均線(20MA)は多くの人が使っています。

日足の20MAを使っている人が多いという事実は、先物市場のテクニカル分析を書いたジョン・J・マーフィーさんやボリンジャーバンドを作ったジョン・A・ボリンジャーの著書を読むと分かります。

日足の20MAを表示させると、中央のラインで支持されたり抵抗されたりしていることが分かります。

つまり、次のようなルールが考えられます。

日足で上昇トレンドが出ているときは、20MAの支持線で買う。

日足で下落トレンドが出ているときは、20MAの抵抗線で売る。

そう考えれば「日足」で支持線や抵抗線を簡単に見つけられます。

「日足」や「30分足」で確認できるサポレジ転換線の可能性

次に水平線の場合を考えてみましょう。

日足や30分足では、上昇トレンドから下降トレンドにトレンド転換するとき、下降トレンドから上昇トレンドに転換するときに抵抗線や支持線が発生します。

いわゆるサポレジ転換です。

サポレジ転換とは、今までサポート(支持線)の役割をしていたラインが、レジスタンス(抵抗線)の役割に転換するということです。

日足や30分足を見るときに「サポレジ転換をしているラインはあるか?」という視点で見ると、抵抗線と支持線を見つけやすいです。

つまり、日足では次のようなルールが考えられます。

日足で上昇トレンドが出ているとき、サポレジ転換していたら買う。

日足で下落トレンドが出ているとき、サポレジ転換していたら売る。

また、30分足では次のようなルールになるかもしれません。

日足で上昇トレンドが出ていて、なおかつ30分足で反対の下落トレンドが出ているときに、30分足がサポレジ転換して上昇トレンドに入ったときの押し目で買う。

日足で下落トレンドが出ていて、なおかつ30分足で反対の上昇トレンドが出ているときに、30分足がサポレジ転換して下落トレンドに入ったときの戻り高値で売る。

サポレジ転換は30分足だけでなく、1時間足、4時間足、日足でも発生します。

数は多くありませんが、日足のサポレジ転換を見ている可能性もあります。

つまり「支持線」「抵抗線」とは次の2つの可能性があります。

「支持線」や「抵抗線」は「日足」の20日移動平均線の可能性がある

「支持線」や「抵抗線」は「日足」や「30分足」で確認できるサポレジ転換線の可能性がある

このように考えるとかなり具体的にイメージできます。(もちろん、マーク・ダグラスは1時間足や4時間足を見ていた可能性も充分ありえまし、移動平均線を見ていなかったかもしれません。他の可能性も考えられます。)

つまりマーク・ダグラスはどんなトレードをしていたのか?

ここまででいくつかの重要な手掛かりを発見することができました。

マーク・ダグラスは次のようなトレードをしていた可能性が高いです。(今回の例では)

  • 見ている時間足は「日足」「30分足」。特に「日足」を重視している。
  • 「買い」か「売り」かの方向性は「日足」のトレンドで決める。
  • 日足のトレンドに対して順張り「だけ」する。日足で上昇トレンドが出ていれば買い専門。日足で下落トレンドが出ていれば売り専門。逆張りはしない。
  • 日足20MAや日足サポレジ転換の「支持線」や「抵抗線」を見つけてエントリーする。
  • 30分足のサポレジ転換で「支持線」や「抵抗線」を見つける場合もある。

もしかすると「1時間足」や「4時間足」も見ていたのかもしれません。

ここで確実に言えるのは「日足」と「30分足」は見ていたという事実。

そして、「日足」のトレンドを重視していたという事実。

また、「日足」のトレンドに対して順張り「だけ」していたという事実。

エントリーするときは何かしらの「支持線」や「抵抗線」を見極めていたという事実です。

これだけでもかなりの収穫です。

まとめ マーク・ダグラスから学べることは「マインド」だけではない。

今回は、マーク・ダグラスのトレードスタイルについて考察しました。

  • どんなチャートを見ていたのか?
  • どんなトレードをしていたのか?

この2つを知ることは投資をするうえでかなり重要になってきます。

マーク・ダグラスに限らず、多くのトップトレーダーが何を見て、どんなトレードをしていたのか?という視点で分析していくと、共通点が見えてきます。

ダウ理論を提唱したチャールズ・ダウはどんなトレードをしていたのか?

エリオット波動理論を提唱したラルフ・ネルソン・エリオットはどんなトレードをしていたのか?

インジケーターを作った人たちはどんなトレードをしていたのか?

そして、何のチャートを見ていたのか?

そこには確実に共通点があります。

トップトレーダーが見ている世界があるということです。

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