【成功した投資家の戦略】ピーター・L・ブラントはどんなチャートを見てどんなトレードをしていたのか?

投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?

こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。

ピーター・L・ブラントは、30年以上の投資経験があるプロトレーダーです。

「裁量トレーダーの売買譜」という著書でトレード日記を公開しています。

ピーター・L・ブラントのすごいところは次の点です。

  • 先物と外国為替のプロ。30年以上の投資経験がある。
  • 先物と外国為替で年平均リターン68%という記録を残している。
  • ニュースレターや著書でチャートパターンによるトレード方法を公開している。

こんな経歴があるピーター・L・ブラントは、どんなチャートを見て、どんなトレードをしていたのでしょうか?

ピーター・L・ブラントはどんなチャートを見ていたのか?

ピーター・L・ブラントはどんなチャートを見ていたのでしょうか?

「裁量トレーダーの売買譜」には206枚のチャートが登場します。

まずは、チャートの種類を見てみましょう。

種類内容
為替・スイスフラン
・ポンドドル
・ユーロドル
・オージードル
・ドルカナダ
・ドル円
・ポンド円
・ユーロ円
・オージー円
・ポンドスイス
・ユーロポンド
・ユーロスイス
・オージーカナダ
・ニュージードル
先物・プラチナ
・ロンドン砂糖
・砂糖
・ココア
・綿花
・コーン
・金
・銀
・銅
・コメ
・大豆
・大豆油
・小麦
・原油
・ブレンド原油
・ミニ金
・ミニ原油
・オレンジジュース
株式・アップルコンピュータ
株価指数・S&P500
・ダックス
・ダウ平均(DJIA)
・ダウ公共株
・ダウ輸送株指数
先物指数・ラッセル1000ミニ
・ミニダウ先物
・ミニナスダック先物
・ミニS&P
・CRB指数
米国債・Tボンド
・Tノート

ピーター・L・ブラントは商品先物および外国為替のプロです。

やはり為替市場、先物市場での取引が多い印象です。

次に、チャートの時間足を見てみましょう。

「裁量トレーダーの売買譜」には6種類の時間足が出てきます。

  • 1時間足…1枚
  • 4時間足…1枚
  • 日足…154枚
  • 週足…43枚
  • 月足…2枚
  • 4半期足…5枚

「裁量トレーダーの売買譜」には合計206枚のチャートが登場します。

そのうち154枚は日足チャートです。

次に多いのは週足の43枚です。

つまり、ピーター・L・ブラントは主に「日足」を見ていたということが分かります。

ピーター・L・ブラントはどんなトレードをしていたのか?

ピーター・L・ブラントはどんなトレードをしていたのでしょうか?

いくつか手掛かりになる文章からピーター・L・ブラントのトレードスタイルについて考察していきましょう。

ピーター・L・ブラントが見ていたもの

まずは、ピーター・L・ブラントが見ていたものについてです。

私は日足、週足、月足での高値と安値と終値のバーチャートだけに頼り続けている。過去20年間に開発された無数の指標、例えばストキャスティックス、移動平均線、RSI(相対力指数)、ボリンジャーバンドなどは気にも留めない。もっとも、ADX(平均方向性指数)は非常に限られたときにだが使うことがある。

「裁量トレーダーの売買譜」著/ピーター・L・ブラント

ピーター・L・ブラントの見ているものを表でまとめてみましょう。

見ているもの見ていないもの
・日足
・週足
・月足
・ADX
・見ていないもの
・ストキャスティックス
・移動平均線
・RSI(相対力指数)
・ボリンジャーバンド

ピーター・L・ブラントは見るものを絞ってトレードしていたということが分かります。

ピーター・L・ブラントが初心者に勧めるもの

ピーター・L・ブラントは、参考にしていた本としてアレキサンダー・エルダーの「投資苑」を紹介しています。

商品先物トレーディングについては、優れた本がある。私は商品やFXの基本を本書で説明するつもりはない。初心者のトレーダーには、アレキサンダー・エルダー博士の書いた『投資苑――心理・戦略・資金管理』(パンローリング)や付録Cに載せた本を勧める。商品やFXのトレーディングには初心者のトレーダーが理解しなければならない非常に重要なことがある。

「裁量トレーダーの売買譜」著/ピーター・L・ブラント

初心者トレーダーに、まず「投資苑」を勧めています。

では、投資苑の中でアレキサンダー・エルダーが初心者に勧めているのはどんなトレードなのでしょうか?

それが分かる文章を紹介します。(投資苑の改訂版にあたる「ザ・トレーディング」の中から紹介します。)

本書で掲載しているチャートは、スイングトレードをすることを前提にしています。私は、特に初心者や中級者には、スイングトレードを勧めています。(…中略…)さまざまな取引期間の中で、最高の結果をもたらすのがスイングトレードなのです。

「ザ・トレーディング」著/アレキサンダー・エルダー

アレキサンダー・エルダーは投資の初心者や中級者にスイングトレードを勧めています。

そして「最高の結果をもたらすのがスイングトレードなのです。」と結論付けています。

おそらく、アレキサンダー・エルダーは「日足」を見てスイングトレードをしていたのでしょう。

アレキサンダー・エルダーのトレードスタイルについては、アレキサンダー・エルダーはどんなチャートを見てどんなトレードをしていたのか?の記事で詳しく解説しています。

ピーター・L・ブラントはどんなトレードスタイルなのか?

では、ピーター・L・ブラントはどんなトレードスタイルなのでしょうか?

著書「裁量トレーダーの売買譜」では、「第1部 トレーディングで成功するための基礎」の中で、ポジションをホールドする時間について次のように言っています。

トレードは1日~2日(損失が出た場合)から、1~2ヵ月の間で行っている。

「裁量トレーダーの売買譜」著/ピーター・L・ブラント

これは、ダウ理論のトレンド分類ではどこに当てはまるのでしょうか?

カテゴリー具体的な期間成功した投資家たち
・主要トレンド(長期トレンド)1年以上
数ヵ月~数年
・二次トレンド(中期トレンド)3週間~3ヵ月
数週間~数ヵ月
ピーター・L・ブラント
・小トレンド(短期トレンド)
・スイングトレード
3週間未満
数日~数週間
ピーター・L・ブラント
・その他のトレンド(超短期トレンド)
・デイトレード
・スキャルピング
数分~数時間
(時には数秒)

1日~2日から、1~2ヵ月の間ということは、小トレンドや二次トレンドに当たります。

つまり、ピーター・L・ブラントは二次トレンドや小トレンドをトレンドフォローしていたということが分かります。

ピーター・L・ブラントの注意勧告「こんな人は市場を避けた方がいい」

ピーター・L・ブラントは、「ある種の性格の人は市場を避けた方がいい」と言っています。

私は以下の3つのタイプの初心者には商品先物市場を避けるように注意勧告したい。

・デイトレーダー

・残高チェックをする人 取引日中に口座残高を何度も確認したがる人

・感情的な人 感情的になりやすいために、よく生活でトラブルを起こしている人

「裁量トレーダーの売買譜」著/ピーター・L・ブラント

この3つのタイプに当てはまる初心者は、トレードをしない方がいいと言っています。

デイトレードについては、ピーター・L・ブラントだけでなく、ハワード・マークス、ラリー・ウイリアムズ、アレキサンダー・エルダーも否定的な意見を持っています。

「残高チェックをする人」「感情的な人」は、両方とも超短期的な目線でものごとを考えているということです。

ダウ理論のトレンド分類では、小トレンドが3週間未満、二次トレンドが3週間~3ヵ月間という長さです。

「残高チェックをする」「感情的になる」ということは、小トレンドにも満たない超短期的な値動きを見ているということです。

  • エントリーまで待てない
  • 利益をすぐに確定してしまう
  • 損を出したら取り返したくなる

こんな感情では、視野が狭すぎて一貫したトレードをすることができません。

ピーター・L・ブラントは次のように言っています。

トレーディングで成功するということは、人間性に逆らって上流に向かって泳ぐか、上り坂を走るということだ。

相場で一貫して利益を生むためには、トレーダーが感情的に強い誘惑に負けないようになることが間違いなく必要だ。

「裁量トレーダーの売買譜」著/ピーター・L・ブラント

ピーター・L・ブラントの注意勧告を逆手に取れば、どんなトレードをすればいいのかが分かります。

  • デイトレードではなくスイングトレード
  • 日中は口座残高をチェックしない 日中の値動きに惑わされない
  • 感情的にならない エントリーまで待つ 利益はすぐに確定しない 損を出したらすぐに取り返さず次のチャンスを待つ

まとめ ピーター・L・ブラントは「日足」を見て小トレンドや二次トレンドをトレンドフォローするスタイル

これまでの手掛かりをヒントにして、ピーター・L・ブラントのトレードスタイルについてまとめてみましょう。

  • 見ている時間足は「週足」と「日足」。主に「日足」。
  • ポジションは1日~2日(損失が出た場合)から、1~2ヵ月の間で持つことが多い。
  • ダウ理論の小トレンドや二次トレンドをトレンドフォローするスタイル。
  • 投資初心者にはアレキサンダー・エルダーの「投資苑」を勧めている。
  • アレキサンダー・エルダーは「最高の結果をもたらすのがスイングトレードなのです。」と投資の初心者や中級者にスイングトレードを勧めている。

つまり、ピーター・L・ブラントは「日足」を見て小トレンドや二次トレンドをトレンドフォローするスタイルだったと考えられます。

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