【投資脳構築完全ロードマップ】成功した投資家は何を見ているのか?

投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?

こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。

STEP3では、成功した投資家をトレードスタイル別に分類しました。

  • 株を長期保有する
  • 二次トレンドをトレンドフォローする
  • 小トレンドをトレンドフォローする(スイングトレード)
  • トレンドフォロー戦略をとる

このような戦略をとっている投資家が多くいます。

どのようなスタイルで投資をするにせよ、タイミングが重要です。

成功した投資家は、何を見てタイミングをはかっているのでしょうか?

成功した投資家は、何を手掛かりにしてエントリー、利確、損切りを決めているのでしょうか?

今回のテーマは「成功した投資家は何を見ているのか?」です。

おそらく、最も多くの投資家が手掛かりとしているものはチャートです。

結論を先に紹介します。

  • 世界中の成功した投資家が最も見ているのは「日足」。
  • 世界中の成功した投資家が最も使っているインジケーターは「移動平均線」。
  • その中でも特に20MAあたりの数字を使う人が多い。
  • 株価、指数、先物、為替、債券などの種類はどれを選んでも成功の可能性がある。

この結論は、僕の好みや思い付きや考えではありません。

成功した投資家のありとあらゆる本を読んで導き出された答えです。

有名な投資の本をいくつか紹介します。

  • 「デイトレード」/オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ
  • 「ゾーン」/マーク・ダグラス
  • 「ザ・トレーディング」/アレキサンダー・エルダー
  • 「先物市場のテクニカル分析」/ジョンJ・マーフィー
  • 「伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術」/カーティス・フェイス
  • 「高勝率トレード学のススメ」/マーセルリンク
  • 「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」/ラリー・ウイリアムズ

これらの本を読めば、チャートの時間足で「日足」が最もよく使われていることが分かります。

インジケーターは様々な種類がありますが、その中でも特に「移動平均線」を使っている人が多いことが分かります。

投資対象は、株価、指数、先物、為替、債券、どれでも構いません。

トレンドが出ているものなら、何でも成功する可能性があります。

  1. 初心者は非常に短い時間枠に注目しがち
  2. 成功した投資家が注目しているのは「日足」である
    1. 佐々木英信さんは「日足」で一目均衡表を使っている
    2. ラリー・ウイリアムズは「日足」で結果を出している
    3. ジェラルド・アペルは「日足」でMACDを使っている
    4. J・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアは「日足」でRSIを使っている
    5. ジョン・A・ボリンジャーは「日足」でボリンジャーバンドを使っている
    6. マーク・ダグラスは「日足」を重視している
    7. ジョンJ・マーフィーは「日足」を分析している
    8. カーティス・フェイスは「日足」のトレンドをつかんでいる
    9. アレキサンダー・エルダーはスイングトレードをすることを前提に「日足」を紹介している
    10. マーセル・リンクはメジャートレンドを把握するために「日足」を見ている
    11. キャシー・リーエンがトレードする日に最初に見るのは「日足」
    12. デーブ・ランドリーは「日足」を見て押しや戻りのタイミングをはかっている
    13. ウィリアム・L・ジラーは「日足」でテクニカル分析を極めた
    14. ピーター・L・ブラントは主に「日足」を見て30年以上トレードをしている
    15. 成功した投資家が注目しているのは「日足」である
  3. 成功した投資家が最もよく使っているインジケーターは「移動平均線」である
  4. 成功した投資家が取引していたものは何か?
  5. まとめ 成功した投資家と同じように「日足」を見る

初心者は非常に短い時間枠に注目しがち

初心者がチャートを表示させるときに迷ってしまうのは、「どの時間足を表示させたらいいのか分からない。」ということです。

どの時間足を表示させればいいのかの判断は、各投資家にゆだねられています。

つまり、完全に自由に選べるということです。

分足、時間足、日足、週足、月足どれを選んだとしても、誰からも何も言われません。

投資はすべて自分の責任で行うものだからです。

  • 自分の好みや思い、考えでチャートを選ぶ
  • 自分の生活スタイルに合わせてチャートを選ぶ
  • 自分の投資スタイルに合わせてチャートを選ぶ

こんな考え方を持っていませんか?

この文章を読んでいるということは、「本当に投資を極めたい!」と思っている方なはずです。

だからこそ、あえて厳しいことを言いますが、このような考え方は完全に間違っています。

短い時間足を表示させて、「すぐに利益が出そう!」と思うのは間違いです。

初心者を脱するための一言をラリー・ウイリアムズにいただきましょう。

負けるトレーダーは非常に短い時間枠の中でトレードしたがる。それは潜在的利益を限定するようなものだ。

「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」/ラリー・ウイリアムズ

ちなみに、ラリー・ウイリアムズは「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」の著書の中で91枚のチャートを使って解説しています。

そのうち71枚が「日足」です。

つまり、ラリー・ウイリアムズは「日足」をよく見ていたということが分かります。

初心者を抜け出すために必要なことは、「日足を見る」ということです。

成功した投資家が注目しているのは「日足」である

ここからは、

  • 成功した投資家はどの時間足をよく見ているのか?
  • 本当に「日足」が重要なのか?

この内容について深掘りしていきます。

もし本当に「日足」が重要なら、成功した投資家の本を読めば「日足」のチャートがたくさん登場するはずです。

そこで、僕は次のような調べ方をしました。

  • チャートが載っている投資家の本を、できるだけたくさん買う。
  • その本に載っているチャートが、どの時間足なのか枚数を数えていく。
  • チャートの枚数をエクセルで集計する。

簡単に言えばこのような感じで調べました。

例えば、先ほど紹介したラリー・ウイリアムズは「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」の著書の中で91枚のチャートを使って解説しています。

そのうち71枚が「日足」です。

91枚中71枚が「日足」ということは、ラリー・ウイリアムズがよく見ているのは日足であると考えられます。

他にも、次のようなパターンがあります。

どの時間足を見ているのか分かる文章を引用する。

例えば、「ゾーン」を執筆したマーク・ダグラスは、チャートを1枚も載せていませんが、文章からどの時間足に注目していたのかが分かります。(詳しくはのちほど解説します。)

このように、チャートの枚数や文章などの具体的な根拠をもとにしながら、「成功した投資家は何を見ていたのか?」について考察していきます。

佐々木英信さんは「日足」で一目均衡表を使っている

佐々木英信さんは一目均衡表を研究していたことで有名です。

一目均衡表を極めた1000人に1人の逸材です。

その投資方法は「一目均衡表の研究」という著書にまとめられています。

この本には71枚のチャートが登場します。

そのうち63枚が「日足」チャートです。

つまり、佐々木英信さんは「日足」をよく見ていたということが分かります。

ラリー・ウイリアムズは「日足」で結果を出している

ラリー・ウイリアムズは1987年の投資の大会「ロビンスカップ」で10000%以上の記録を出したすごい人です。

そんなラリー・ウイリアムズの投資方法は「ラリー・ウイリアムズの短期売買方」という著書にまとめられています。

この本には91枚のチャートが登場します。

そのうち71枚が「日足」チャートです。

つまり、ラリー・ウイリアムズも「日足」をよく見ていたということが分かります。

ジェラルド・アペルは「日足」でMACDを使っている

ジェラルド・アペルはみんな大好き「MACD」を開発した人です。

「アペル流テクニカル売買のコツ」という著書でMACDについて解説しています。

MACDを解説している第8章に絞って見ると、全部でチャートが22枚登場します。

そのうち17枚が「日足」チャートです。

つまり、ジェラルド・アペルも「日足」をよく見ていたということが分かります。

J・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアは「日足」でRSIを使っている

J・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアは、RSIを開発した人です。

もともとRSIは、トレンドフォローをするために開発されました。

その事実はワイルダーの「ワイルダーのテクニカル分析」という本を読むと分かります。

RSIを超短期の逆張りインジケーターとして使っていたとしたら、それはワイルダーの意図とはズレた使い方です。

ちなみに、ワイルダーが最もよく使っていたのは、RSIではなくディクショナルムーブメントというインジケーターです。

「ワイルダーのテクニカル分析」という本には10枚のチャートが出てきます。

そのうち10枚すべてが「日足」です。

ワイルダーも、もれなく「日足」に注目していました。

ジョン・A・ボリンジャーは「日足」でボリンジャーバンドを使っている

ジョン・A・ボリンジャーは、投資のバンド界に革命を起こした人です。

標準偏差の考え方を投資に応用してボリンジャー・バンドを開発したことで知られています。

「ボリンジャーバンド入門」の本には95枚のチャートが登場します。

そのうち88枚が「日足」チャートです。

ジョン・A・ボリンジャーは「日足」でボリンジャーバンドを使っていたということです。

ちなみに、ボリンジャーバンドのミドルラインは単純移動平均線(設定値は20)です。

マーク・ダグラスは「日足」を重視している

マーク・ダグラスは「規律とトレーダー」「ゾーン」「ゾーン最終章」という著書で有名です。

相場心理学という新たなジャンルを切り開いたことで知られています。

「ゾーン」という著書の中にマーク・ダグラスがどの足を見ていたのかが分かる文章があるので引用して紹介します。

時間枠が長くなればなるほど、トレンドはより重要になる。つまり日足の形成するトレンドは、30分足の形成するトレンドよりも意義がある。(…中略…)

主要トレンドの方向を決定するため、日足で何が起こっているかに注目する。

「ゾーン『勝つ』相場心理学入門」/マーク・ダグラス

この文章から、マーク・ダグラスは短い時間足よりも長い時間足の方が重要だと考えていたことが分かります。具体的には30分足よりも、日足の方が重要だと考えていました。

つまり、マーク・ダグラスも「日足」を重視していたことは間違いないです。

ジョンJ・マーフィーは「日足」を分析している

ジョンJ・マーフィーはトレード歴20年以上の経験を「先物市場のテクニカル分析」や「マーケットのテクニカル分析」という著書にまとめました。

例えば、「先物市場のテクニカル分析」という本には170枚ものチャートが登場します。

そのうち、143枚が「日足」チャートです。

ジョンJ・マーフィーはあらゆるテクニカル分析を「日足」チャートで行っています。

カーティス・フェイスは「日足」のトレンドをつかんでいる

カーティス・フェイスは伝説のトレーダー集団タートルズで訓練を受け、4年の歳月の間に3100万ドル以上の利益を上げました。

カーティス・フェイスの考え方は「伝説のトレーダー集団タートル流投資の魔術」という本の中で詳細に語られています。

この本の中には12枚のチャートが登場します。

そのうち12枚すべてが「日足」チャートです。

カーティス・フェイスも「日足」を主に見ていました。

アレキサンダー・エルダーはスイングトレードをすることを前提に「日足」を紹介している

アレキサンダー・エルダーは「投資苑」「ザ・トレーディング」という著書で有名な精神分析医兼プロトレーダーです。

アレキサンダー・エルダーの著書の面白いところは、精神分析医としての分析が加えられているところです。

初心者の方は一読をおすすめします。

アレキサンダー・エルダーの書いた「ザ・トレーディング」では62枚のチャートが登場します。

そのうち42枚が「日足」チャートです。

この「日足」チャートは、スイングトレード(ポジションの数日間~数週間持ち続ける)をすることを想定して掲載されたものです。

マーセル・リンクはメジャートレンドを把握するために「日足」を見ている

ここにきて、ようやく「日足」以外の足が登場します。

マーセル・リンクは「高勝率トレード学のススメ」の著書の中で57枚のチャート使って解説しています。

その内訳を紹介します。

  • 1分足…4枚
  • 2分足…1枚
  • 5分足…17枚
  • 10分足…4枚
  • 1時間足…14枚
  • 日足…16枚
  • 月足…1枚
  • 合計…57枚

マーセル・リンクは、5分足、1時間足、日足をよく見ていました。

注目すべきなのは、マーセル・リンクがどの足を重要視していたのか?ということです。

マーセル・リンクの言葉を紹介します。

トレンドを把握できたら、メジャートレンドの向きが変わるまで、その方向に沿ったトレードのみを行うことが大切だ。

メジャートレンドをとらえるには日足、週足、月足チャートを使う。

「高勝率トレード学のススメ」/マーセル・リンク

マーセル・リンクはメジャートレンドを把握するために日足、週足、月足チャートを見ていました。

「高勝率トレード学のススメ」では日足16枚、週足0枚、月足1枚を紹介しています。

つまり、マーセル・リンクはメジャートレンドを把握するために日足をよく見ていた可能性が高いということです。

キャシー・リーエンがトレードする日に最初に見るのは「日足」

キャシー・リーエンは15年以上の外国為替市場のトレード経験があります。

その投資方法については「FXデイトレード・スイングトレード」という著書で詳しく解説されています。

この本には66枚のチャートが登場します。

そのうち32枚は「日足」チャートです。

この手掛かりの他にも、キャシー・リーエンがどの時間足を見ているのか分かる文章があるので紹介します。

トレードする日に最初に見るもっとも短い時間枠のチャートは、日足でなくてはなりません。

「FXデイトレード・スイングトレード」/キャシー・リーエン

キャシー・リーエンがトレードする日に最初に見るのは「日足」です。

※おそらくキャシー・リーエンは「短い時間枠=日足などの長い足」というイメージだと考えられます。僕は「短い時間枠=1分足や5分足」というイメージです。

デーブ・ランドリーは「日足」を見て押しや戻りのタイミングをはかっている

デーブ・ランドリーは20年以上にわたって、独自に考案したトレーディング手法で成功を収めました。

その投資方法は「裁量トレーダーの心得 初心者編」「裁量トレーダーの心得 スイングトレード編」の著書にまとめられています。

例えば、「裁量トレーダーの心得 スイングトレード編」では92枚のチャートが登場します。

そのうち92枚すべてが「日足」チャートです。

デーブ・ランドリーは「日足」を見てスイングトレードをしていたということが分かります。

デーブ・ランドリーの主張の注目すべき点は、トレンドの調整について具体的なチャートを使って解説しているところです。

トレンドの押しや戻りの具体的なポイントが分かります。

もちろん、「日足」でタイミングをはかっています。

ウィリアム・L・ジラーは「日足」でテクニカル分析を極めた

ウィリアム・L・ジラーはテクニカル分析の古典「マーケットのチャート入門」を執筆しました。

この本は1962年に発売されていますが、今でも読み継がれているテクニカル分析の古典的名作です。

この本には66枚のチャートが登場します。

そのうち56枚が「日足」チャートです。

つまり、ウィリアム・L・ジラーは主に「日足」でテクニカル分析をしていたということが分かります。

ピーター・L・ブラントは主に「日足」を見て30年以上トレードをしている

ピーター・L・ブラントは30年以上の投資経験がある先物と外国為替のプロです。

その投資方法は「一芸を極めた裁量トレーダーの売買譜」という著書で解説しています。

この本には206枚のチャートが登場します。

そのうち154枚が「日足」チャートです。

つまり、ピーター・L・ブラントは「日足」を最もよく見ていたということが分かります。

ちなみに、この本は投資初心者のために書かれた本ではなく、投資初心者にはアレキサンダー・エルダーの「投資苑」を勧めています。

  • アレキサンダー・エルダーは初心者にスイングトレードを勧めている
  • アレキサンダー・エルダーはスイングトレードをすることを前提で「投資苑」や「ザ・トレーディング」に「日足」のチャートを載せていた

この事実を考えれば、ピーター・L・ブラントは初心者に「日足を見てスイングトレードをした方がいい」というメッセージを送りたかったのかもしれません。

成功した投資家が注目しているのは「日足」である

ここまで10人以上の成功した投資家が何を見ていたのか?という話をしました。

表にまとめてみましょう。

成功した投資家根拠一番注目している足の枚数
根拠となる言葉
足の種類
チャールズ・ダウ
ラルフ・ネルソン・エリオットエリオット波動は自然の法2/2月足
細田悟一(佐々木英信)一目均衡表の研究63/71日足
ジョージ・レーン
J・E・グランビルグランビルの投資法則
ラリー・ウイリアムズラリー・ウイリアムズの短期売買法71/91日足
ジェラルド・アペルアペル流 テクニカル売買のコツ※17/22日足
J・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアワイルダーのテクニカル分析入門10/10日足
ジョン・A・ボリンジャーボリンジャーバンド入門88/95日足
オリバー・ベレス
グレッグ・カプラ
マーク・ダグラスゾーン日足を重視日足
ジャック・D・シュワッガー
ジョンJ・マーフィー先物市場のテクニカル分析143/170日足
カーティス・フェイス伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術12/12日足
アレキサンダー・エルダーザ・トレーディング42/62日足
マーセル・リンク高勝率トレード学のススメ※16/17
メジャートレンド
日足
マイケル・W・コベル桁外れの利益をたたき出すトレーディング トレンドフォロー59の啓示
ブレント・ペンフォールド
キャシー・リーエンFXデイトレード・スイングトレード32/66日足
リチャード・スミッテン
スタン・ウエンスタイン
ボー・ヨーダー
ブレット・N・スティーンバーガー
ローレンス・A・コナーズ
デーブ・ランドリー裁量トレーダーの心得 スイングトレード編92/92日足
ウィリアム・L・ジラーマーケットのチャート入門56/66日足
ロバート・D・エドワーズ
ジョン・マギー
W・H・C・バセッティ
マイク・ベラフィオーレ
ジョン・F・カーター
ピーター・L・ブラント一芸を極めた裁量トレーダーの売買譜154/206日足
ジョー・ロス
アンドレアス・F・クレノー
ハワード・マークス投資で大切な20の教え

一覧で見ると、いかに「日足」が重要視されているのかが明確に分かります。

世の中は「日足」で回っています。

重要なので、もう一度言います。

世の中は「日足」で回っています。

この事実を知らずに、短い時間足(例えば1分足や5分足など)を見てトレードで失敗するのは、あまりにももったいない話です。

せっかく投資をするなら、資金を増やしたいですよね。

資金を増やすためには、成功した投資家と同じ目線になる必要があります。

つまり、「日足を見る」ということです。

成功した投資家が最もよく使っているインジケーターは「移動平均線」である

チャートには多くのインジケーターを表示させることができます。

  • 移動平均線(SMA、EMA、WMA)
  • RSI
  • ストキャスティクス
  • ウイリアムズ%R
  • MACD
  • 一目均衡表
  • DMI(ディクショナルムーブメントインジケーター)
  • BB(ボリンジャーバンド)
  • その他

数えたら切りがありません。

投資をするときに、どれを表示させたらいいのでしょうか?

その基準は見る時間足と同じ考え方でOKです。

成功した投資家は何を見ているのか?

これが分かれば、見るべきインジケーターを絞ることができます。

一番よくないのはインジケーターをいくつも表示させて訳が分からなくなってしまうことです。

インジケーターは、あくまでもトレードの補助的な役割であり、「日足」を見るだけでも充分トレードが可能です。

それでも、「日足」以外に何か見るものが欲しいという方のために、世界中で一番使われているインジケーターを一つ紹介します。

結論を言うと、移動平均線です。

僕は次のような調べ方をしています。

  • チャートが載っている投資家の本をできるだけたくさん買う。
  • その本のチャートに表示されているインジケーターを見つける。
  • インジケーターの使用率をエクセルで集計する。

簡単に言えばこのような感じです。

結果は次の通りです。(チャートが載っている本を15冊集計しました。今後も更新していく予定です。)

  • 移動平均線(SMA、EMA、WMA)…65%
  • RSI…24%
  • ストキャスティクス…18%
  • ウイリアムズ%R…6%
  • MACD…24%
  • 一目均衡表…6%
  • DMI(ディクショナルムーブメントインジケーター)…17%
  • BB(ボリンジャーバンド)…17%

僕が調べた15冊からは、このような結果が分かりました。

この結果から分かる通り、移動平均線は最もよく使われていることが分かります。

ただ、移動平均線には正解の数字がありません。

それでも、参考になる数値が欲しいという方は、成功した投資家の設定値をそのまま使うのがおすすめです。

参考までに、成功した投資家たちが設定している数値や考え方を紹介します。

  • ウイリアムズ%Rのインジケーターを作ったラリー・ウイリアムズは日足に18MAを表示させている。
  • ボリンジャーバンドを作ったジョン・A・ボリンジャーは、ボリンジャーバンドのミドルラインに日足の20MAを採用している。
  • 「ザ・トレーディング」で有名なアレキサンダー・エルダーは日足の13MAと26MAを表示させている。
  • 一目均衡表を研究した佐々木英信さんの一目均衡表と日足の26MAを重ねると驚くほど一致していることが分かる。
  • 「先物市場のテクニカル分析」を執筆したジョンJ・マーフィーは「4週または20日のトレーディング・サイクルは、すべてのマーケットにおいて支配的なサイクルである」と述べている。

ちなみに僕は、ラリー・ウイリアムズが日足に18MAを表示させていたこと、ボリンジャーバンドのミドルラインが日足の20MAであること、ジョンJ・マーフィーの20日のサイクルは支配的なサイクルであるという考え方の3つを根拠にして、「日足」に単純移動平均線(20SMA)を表示させています。

成功した投資家が取引していたものは何か?

成功した投資家はどんな種類のチャートを見ているのでしょうか?

株価、指数、先物、為替、債券の5つの取引内容に分類して考えてみます。

一覧で確認してみましょう。

成功した投資家根拠株価指数先物為替債券
チャールズ・ダウ
ラルフ・ネルソン・エリオットエリオット波動は自然の法
細田悟一(佐々木英信)一目均衡表の研究
ジョージ・レーン
J・E・グランビルグランビルの投資法則
ラリー・ウイリアムズラリー・ウイリアムズの短期売買法
ジェラルド・アペルアペル流 テクニカル売買のコツ
J・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアワイルダーのテクニカル分析入門
ジョン・A・ボリンジャーボリンジャーバンド入門
オリバー・ベレス
グレッグ・カプラ
マーク・ダグラスゾーン
ジャック・D・シュワッガー
ジョンJ・マーフィー先物市場のテクニカル分析
カーティス・フェイス伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術
アレキサンダー・エルダーザ・トレーディング
マーセル・リンク高勝率トレード学のススメ
マイケル・W・コベル桁外れの利益をたたき出すトレーディング トレンドフォロー59の啓示
ブレント・ペンフォールド
キャシー・リーエンFXデイトレード・スイングトレード
リチャード・スミッテン
スタン・ウエンスタイン
ボー・ヨーダー
ブレット・N・スティーンバーガー
ローレンス・A・コナーズ
デーブ・ランドリー裁量トレーダーの心得 スイングトレード編
ウィリアム・L・ジラーマーケットのチャート入門
ロバート・D・エドワーズ
ジョン・マギー
W・H・C・バセッティ
マイク・ベラフィオーレ
ジョン・F・カーター
ピーター・L・ブラント一芸を極めた裁量トレーダーの売買譜
ジョー・ロス
アンドレアス・F・クレノー
ハワード・マークス投資で大切な20の教え
多くのチャートがある…◎ いくつかのチャートがある…○

幅広く取引している人もいるし、自分の得意分野に絞り込んでいる人もいます。

株価、指数、先物、為替、債券、これらすべての取引に成功のチャンスがあります。

シンプルに言うと、「日足」でトレンドが出ていれば、どんな取引内容でも成功の可能性がある、ということです。

まとめ 成功した投資家と同じように「日足」を見る

ここまでの内容を振り返ってみましょう。

  • 世界中の成功した投資家が最も見ているのは「日足」。
  • 世界中の成功した投資家が最も使っているインジケーターは「移動平均線」。
  • その中でも特に20MAあたりの数字を使う人が多い。
  • 株価、指数、先物、為替、債券などの種類はどれを選んでも成功の可能性がある。

投資で成功するためには「成功した投資家と同じ戦略」をとる必要があります。

「成功した投資家と同じ戦略」とは、次の3つです。

  • 成功した投資家と同じことを考える
  • 成功した投資家と同じものを見る
  • 成功した投資家と同じ行動をする

この3つです。

今回は、「成功した投資家と同じものを見る」という話でした。

次回は、いよいよ自分で戦略を立てていきます。

戦略の立て方を【STEP5 戦略】安定的に機能する2つの戦略を立てるで詳しく解説します。

「まだ自信がない!」という方は、STEP1~STEP4を繰り返して読んでください。

繰り返して100回読んでください。

STEP1~STEP4は、1億円以上の価値があります。

成功した投資家と同じことを考えましょう。

成功した投資家と同じものを見ましょう。

成功した投資家と同じ行動をしましょう。

そうすれば、あなたにも壁をぶち破れる日がやってくるはずです。

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