【投資脳構築完全ロードマップ】どうやって情報を手に入れるか

こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード（2日～20日間保有）
◆トレンドフォロー（21日～90日間保有）
下の画像のようなトレードをしています。

世の中にはお金の知識を発信している人が山のようにいます。

その山のようにある情報から、価値のある情報だけを見つけて手に入れなければいけません。

じゃあどうやって価値のある情報を見つけるのか？という話です。

STEP1では次の２つを考えていきます。

例えば、日本では相撲界、落語界、将棋界において師弟関係が成り立っています。

経験の浅い弟子が経験の豊富な師匠から知識や技能を伝授してもらい、上達するシステムのことです。

学校の先生と生徒も、広い意味で言えば師弟関係に当たるでしょう。

そして、前の例に出した自動車学校の先生と生徒も同じ師弟関係に当たります。

部活の先輩と後輩、会社の上司と部下、セミナーの講師と受講者…

「師弟関係」と呼ばれるものには共通点があります。

これはどの分野においても共通して言えることです。

投資の世界も例外ではありません。

投資の初心者はプロに教わることで、トレードが上達します。

ただ、投資の世界が他の世界と違うことは、投資のプロ（師匠）は初心者（弟子）を必要としていないことです。

「投資のプロ=稼ぐことができる人」なので、弟子をとってもとらなくても、関係ありません。

そもそも弟子をとるメリットがないということです。

投資のプロは自分の上手くいった方法を公開しても公開しなくても、トレードで十分すぎるほどの利益を上げることができてしまうのです。

だから、弟子をとろうと思っている人は少ないと考えられます。

初心者が本気でプロから教わりたいと思うなら、プロ（師匠）を見つける目が必要になります。

世の中にはたくさんの情報があります。

Google検索、YouTubeなどの動画配信サイト、インスタ、Twitter、フェイスブックなどのSNS…

その中で投資の情報を発信している人は山のようにいます。

プロがうまくいく方法を発信している情報もありますが、それ以上に初心者や中級者が学んだことをアウトプットしている情報や投資の話をエサにして稼ごうと思っている人の情報もあります。

まさに玉石混交の状態です。

投資の本質をつかんでいない人の情報であふれかえっているということです。

だから、次のような視点が必要になります。

【億トレーダー】投資で成功するための10のステップの概要については次の記事で詳しく解説しています。

世の中の情報を「お金の知識がある人の情報」と「お金を増やした経験がある人の情報」の２つに分ける

世の中のありとあらゆる情報から、本当に価値のある情報を取り出すための手立てとして、「分類する」という考え方を使ってみましょう。

お金に関する情報を次の２つで分けてみます。

頭の中に２つの箱をイメージしてください。

お金の知識がある人の情報 ・投資で成功したことがない人 ・投資の知識がある ・投資に関連する単語を解説している ・投資に関連する手法（やり方）を公開している	お金を増やした経験がある人の情報 ・投資で成功した人 ・投資の知識がある ・投資に関連する単語を解説している ・投資に関連する手法（やり方）を公開している

２つの箱ができたら、それぞれの情報を発信する目的を考えてみます。

お金の知識がある人の情報	お金を増やした経験がある人の情報
・広告収入を得たい。 ・アフィリエイト広告費を得たい。 ・証券口座や銀行口座を開設してほしい。 ・関連する本を売りたい。 ・自分は投資の初心者や中級者で、自分が学んだことをアウトプットしたい。 ・インフルエンサーになりたい。自分の影響力を広げたい。 ・人をだましてお金を儲けたい。（これは絶対にダメです。） ・証券会社のアナリストが解説している。証券会社をアピールしたい。 ・大学教授など専門的知識を持っている人が解説している。純粋にお金に関する知識を発信したい。	・投資で成功するやり方を広めたい。 ・投資で勝てる方法を広めたい。

目的別に見ると、明らかに「お金の知識がある人の情報」の方が多いです。

だから、世の中には「お金を増やした経験がある人の情報」よりも「お金の知識がある人の情報」の方が多いわけです。

さらに、発信する情報を「伝えるのが上手」な情報と「伝えるのが下手」な情報に分けて考えてみます。

図で表すと次のようになります。

	お金の知識がある人の情報	お金を増やした経験がある人の情報
伝えるのが上手
伝えるのが下手

世の中に広がりやすい情報は、「伝えるのが上手」な情報です。

伝達力が高ければ、受け手に理解されやすいからです。

この４つの分類の中で、みなさんの目に触れる機会が一番多い情報はどれでしょうか？

「お金の知識がある人の情報」と「伝えるのが上手」な情報の組み合わせが圧倒的に多いと考えられます。

しかし、投資で成功する方法を知りたいと思ったら、情報を選別する力が必要になってきます。

本当に見つけたい情報は表の右側半分です。

つまり「お金を増やした経験がある人の情報」です。

「お金を増やした経験がある人の情報」でなおかつ「伝えるのが上手」な人の情報には価値があります。

さらにいうと、「お金を増やした経験がある人の情報」でなおかつ「伝えるのが下手」な人の情報にも価値があります。

必ずしも「投資の本質を理解している=上手に説明できる」とは限らないからです。

投資でとんでもなく成功を収めているけれども伝えるのが下手、文章を書くのが下手、口下手、文章が専門的用語ばかりで難しすぎる、難しい計算式を使っているという人も中にはいるでしょう。

お金の知識がある人の情報	お金を増やした経験がある人の情報

まずは情報を２つに分けて、右側に分類できるかどうかを考えていきます。

本当に知りたいのは「お金を増やした経験がある人の情報」かどうかです。

投資の世界で師匠を見つける。すべての利益のカギを握るのはトレンドである。

投資の世界で師匠を見つけるにはどうすればいいのでしょうか？

その１つの方法として「条件を絞る」のが効果的です。

例えば、次のような条件で考えてみましょう。

こんな条件が整っている人がいれば、話を聞く価値がありますよね。

そんな人、果たしているんでしょうか？

結論から言うと、います。

紹介します。

ラリー・ウイリアムズです。

日本円で言うと100万円を1億円以上にしたすごい人です。

トレード手法は「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」という著書の中で紹介しています。

ラリー・ウイリアムズの言うことなら信用できると思いませんか？

ネット検索で誰が書いたか分からないような記事よりかはよっぽど信頼できます。

ラリー・ウイリアムズはトレードの根本的な考え方として次のように言っています。

すべての利益のカギを握るのはトレンドである。

「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」著／ラリー・ウイリアムズ

どうやら投資で成功するためには「トレンド」の理解が欠かせないようです。

詳しくは、ラリー・ウイリアムズから「短期トレーディングの真実」を学ぶの記事で解説しています。

ダウ理論の中で一番重要なキーワードは「トレンド」である

投資をするなら「ダウ理論」という考え方も有名です。

ジョンJ・マーフィーは「先物市場のテクニカル分析」という著書の中でダウ理論の基本原則を紹介しています。

詳しくはSTEP6のテクニカル分析の項目で話をします。

この６つの基本原則の中で一番大事なキーワードは何でしょうか？

言うまでもなく「トレンド」であることが分かるかと思います。

６つの基本原則のうち、４回も出てくるからです。

ダウ理論の半分以上は「トレンド」に関することです。

投資で結果を出したラリー・ウイリアムズは「トレンド」に注目していました。

同じように、ダウ理論を作ったチャールズ・ダウも「トレンド」に注目していました。

成功した投資家は「トレンド」をどのように理解していたのでしょうか？

まずは「トレンド」という言葉に焦点を当てながら、成功した投資家の共通点を見つけ出していきます。

STEP2～STEP4ではプロの投資家からとことん学びましょう。

STEP2～STEP4の目的はプロの投資家がどのように「トレンド」を理解していたのかをつかむことです。

この「トレンド」の理解がなければ、次のステップに進むことはできません。

STEP2～STEP4を飛ばしてSTEP5～STEP10の内容に進んだとしても壁にぶち当たるだけです。

いくら「テクニカル分析」や「過去検証」「心をきたえる」ということを熱心にやったとしても、全く上手くいかないでしょう。

それくらい「トレンド」の理解は大事なことです。

世界中の成功した投資家たち

ラリー・ウイリアムズの他にも成功した投資家はいるのでしょうか？

先ほどの条件を少し書き足してみましょう。

	投資家の名前
・投資の理論を作った人
・インジケーターを作った人
・トレード歴が長い人
・テクニカル分析の経験が豊富にある人 ・トレードの手法を公開している人
・投資で結果を出している人 ・長者番付に載っている人

このように表を作ると、すっきりと理解することができます。

あなたは、この表の中に何人の名前を入れることができるでしょうか？

成功した投資家は世界中にいます。

例えば次のような人たちです。

	投資家の名前	備考	年
・投資の理論を作った人	チャールズ・ダウ	ダウ理論	1903年
	ラルフ・ネルソン・エリオット	エリオット波動理論 「エリオット波動は自然の法」	1938年
・インジケーターを作った人	細田悟一（一目山人）	一目均衡表	1935年
	ジョージ・レーン	ストキャスティクス	1950年
	J・E・グランビル	グランビルの法則	1960年
	ラリー・ウイリアムズ	ウイリアムズ%R	1966年
	ジェラルド・アペル	MACD	1970年代後半
	J・ウエルズ・ワイルダー・ジュニア	RSI	1978年
	ジョン・A・ボリンジャー	ボリンジャーバンド	1983年
・トレード歴が長い人	オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ	「デイトレード」	10年以上
	マーク・ダグラス	「ゾーン」	17年以上
	ジョンJ・マーフィー	「先物市場のテクニカル分析」	20年以上
	アレキサンダー・エルダー	「ザ・トレーディング」	数十年
	ジョージ・レーン		50年以上
	ラリー・ウイリアムズ	「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」	50年以上
	キャシー・リーエン	「FXデイトレード・スイングトレード」	15年以上
	マーセル・リンク	「高勝率トレード学のススメ」	13年以上
	デーブ・ランドリー	「裁量トレーダーの心得　スイングトレード編」	20年以上
	ピーター・L・ブラント	「裁量トレーダーの売買譜」	30年以上
・テクニカル分析の経験が豊富にある人 ・トレードの手法を公開している人	ジョンJ・マーフィー	「先物市場のテクニカル分析」
	ラリー・ウイリアムズ	「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」
	J・ウエルズ・ワイルダー・ジュニア	「ワイルダーのテクニカル分析入門」
	ジョン・A・ボリンジャー	「ボリンジャーバンド入門」
	ジェラルド・アペル	「アペル流テクニカル売買のコツ」
	佐々木英信（一目均衡表）	「一目均衡表の研究」
	オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ	「デイトレード」
	アレキサンダー・エルダー	「ザ・トレーディング」
	カーティス・フェイス	「タートル流投資の魔術」
	キャシー・リーエン	「FXデイトレード・スイングトレード」
	マーセル・リンク	「高勝率トレード学のススメ」
	ウィリアム・L・ジラー	「マーケットのチャート入門」
	デーブ・ランドリー	「裁量トレーダーの心得　スイングトレード編」
	ピーター・L・ブラント	「裁量トレーダーの売買譜」
・投資で結果を出している人 ・長者番付に載っている人	ラリー・ウイリアムズ	ロビンスカップ1987年大会優勝 記録10000%以上 「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」
	ハワード・マークス	アメリカ人の長者番付 2015年総資産19.5億ドル 「投資で一番大切な20の教え」
	カーティス・フェイス	4年間で3100万ドル以上の実績 「タートル流投資の魔術」

（リンクをタップすると、成功した投資家がどんなチャートを見ていたのか？どんなトレードをしていたのか？について詳しく解説している記事に飛びます。よかったら参考にしてみてください。）

人は統計的に見ると、ほんのわずかなサンプル数でも一貫性を見出してしまうという脳の性質があります。

「１人が言っていることを信じる」これではあまりにもサンプル数が少なすぎます。

できるだけサンプル数を多くしましょう。

つまり、成功した投資家の情報をできるだけたくさん集めるということです。

成功した投資家１人の言葉を鵜呑みにするのではなく、成功した投資家の共通点を見つけ出していくということです。

この考え方はダニエル・カーネマンの「ファスト&スローあなたの意思はどのように決まるのか？下巻」に載っています。

第10章の「少数の法則　統計に関する直観を疑え」で詳しく解説されています。

まとめ　本当に価値があるのは「お金を増やした経験がある人」が発信した情報

世の中の情報には「お金の知識がある人の情報」と「お金を増やした経験がある人の情報」があります。

お金の知識がある人の情報	お金を増やした経験がある人の情報
・広告収入を得たい。 ・アフィリエイト広告費を得たい。 ・証券口座や銀行口座を開設してほしい。 ・高額商材を売りたい。 ・関連する本を売りたい。 ・自分は投資の初心者や中級者で、自分が学んだことをアウトプットしたい。 ・インフルエンサーになりたい。自分の影響力を広げたい。 ・人をだましてお金を儲けたい。（これは絶対にダメです。） ・証券会社のアナリストが解説している。証券会社をアピールしたい。 ・大学教授など専門的知識を持っている人が解説している。純粋にお金に関する知識を発信したい。	・投資で成功するやり方を広めたい。 ・投資で勝てる方法を広めたい。

「お金を増やした経験がある人の情報」よりも「お金の知識がある人の情報」の方が圧倒的に多いです。

この中で本当に価値があるのは「お金を増やした経験がある人の情報」です。

お金を増やした経験がある人の一人の例として、ラリー・ウイリアムズを紹介しました。

このような実績を持っているラリー・ウイリアムズがトレードで一番大切にしていること。

すべての利益のカギを握るのはトレンドである。

「ラリー・ウイリアムズの短期売買法」著／ラリー・ウイリアムズ

また、ダウ理論の６つの基本原則では「トレンド」というキーワードが繰り返し出てきます。

つまり、ダウ理論を作ったチャールズ・ダウも「トレンド」に注目していたことが分かります。

まずは「トレンド」という言葉に焦点を当てながら、成功した投資家の共通点を見つけ出していきましょう。

STEP2～STEP4ではプロの投資家からとことん学びましょう。