投資クラゲとは?どんなトレードをしているの?
こんにちは。「再現性のあるトレード方法」を習得した投資クラゲです。
現在は、資産を2倍の2倍、つまり合計4倍を達成しています。
主な投資対象は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3つ。
トレードスタイルは、
◆スイングトレード(2日~20日間保有)
◆トレンドフォロー(21日~90日間保有)
下の画像のようなトレードをしています。
ウィリアム・L・ジラーは1962年に「How Charts Can Help You in the Stock Market」という本を出版しました。
株式市場のテクニカル分析をマスターするための本です。
ミネルヴァ二とオニールが擦り切れるまで読んだ教科書として知られています。
日本では2022年7月4日にようやく和訳が出版されました。
ダウ理論を提唱したチャールズ・ダウがダウ工業平均株価指数とダウ鉄道平均株価指数を作ったように、ウィリアム・L・ジラーも主要な指数を作っています。
CRB先物指数です。
このCRB先物指数は、商品市場全体の価格動向を表す主要な指数となりました。
ウィリアム・L・ジラーの考え方
ウィリアム・L・ジラーは、テクニカル分析をする上で重要なことを教えてくれます。
「これはためになる!」といういくつかの言葉を紹介します。
市場では、歴史は繰り返す、それもかなり頻繁に。チャート上の株価の変動は、驚くほど安定的にいくつかのパターンに当てはまり、それぞれが買い圧力と売り圧力の関係を示唆している。(…中略…)
話を進める前にはっきりと強調しておきたいのは、株価を予想する完全無欠のシステムなど存在しないということだ。(…中略…)
幸い、株式市場ではすべての判断が正しくなくても利益を上げることができる。正しいときが間違ったときよりも多ければよいのだ。(…中略…)
いつ買って、いつ売るかの判断を助けてくれるのは、株価チャートの動きやパターンに関する知識なのである。(…中略…)
一方、バーティカルラインチャートは最低限の時間で簡単に維持でき、だれでも理解できる。それに、一目で最も大事な情報である対象期間の高値、安値、終値、出来高が分かる。このチャートには長い実績があり、20世紀初めごろから広く使われている。(…中略…)
日足チャートのほうが(月足や週足に比べて)反転のシグナルが早目に出るため、本書ではほとんどの例に日足チャートを使っている。(…中略…)
「マーケットのチャート入門」著/ウィリアム・L・ジラー
ウィリアム・L・ジラーの言葉はジョンJ・マーフィーにも影響を与えていたのかもしれません。
ジョンJ・マーフィーはテクニカル分析の前提として次の3つを挙げています。
A 市場の動きはすべてを織り込む
B 価格の動きはトレンドを形成する
C 歴史は繰り返す
「先物市場のテクニカル分析」著/ジョンJ・マーフィー
このテクニカル分析の前提「C 歴史は繰り返す」の内容は、まさにウィリアム・L・ジラーの「市場では、歴史は繰り返す、それもかなり頻繁に。」という考え方と同じです。
ウィリアム・L・ジラーはどんなチャートを見ていたのか?
ウィリアム・L・ジラーはどんなチャートを見ていたのでしょうか?
「マーケットのチャート入門」には66枚のチャートが出てきます。
まずはチャートの種類を見てみましょう。
チャートの種類 | 内容 |
株式 | ・GM・カーマギーオイル・ジョージアパシフィック・コルベット・フリントコート・アメリカンタバコ・アルミニウムリミテッド・ユニバーサルオイルプロダクツ・ブランズウイック・ヘリコイル・テクニカラー・クロウエルコリアー・バークリスコンストラクションカンパニー・オクシデンタルペトロリアム・バリアンアソシエーツ・アメリカンマシン&ファウンドリー・リーソナー・スタンダードコールスマン・ゼネラルタイヤ・ライオネル・デュポン・サーテンティード・ビューレックス・デイストロム・カイザーロス・ダイナミクスコーポレーション・シーグラー・アメラダー・オウエンスコーニング・IBM・マックトラックス・ウエスティングハウスエレクトリック・テキサスインスツルメンツ・マグナボークス・ラジオコーポレーションオブアメリカ・パーキンエルマー・リットン・スチュードベーカーパッカード・ゼネラルタイム・バローズ・ハーツ・ゼネラルインスツルメンツ・アブネット・ナフィ・ユニバーサルマッチコーポレーション・スミスコロナ・ゼニス・トランジトロン・ミネラルス&ケミカルス・ゼネラルテレフォン・TXLオイルコーポレーション・ロンソン・コリンズラジオ・ファーストチャーターファイナンシャル・フォードモーター |
株価指数 | ・ダウ平均 ・S&P500 |
ほとんどが株式です。
株価指数も取引していたことが分かります。
では、チャートの時間足を見てみましょう。
「マーケットのチャート入門」には66枚のチャートが出てきます。
- 月足
- 週足
- 日足
この3種類のチャートが出てきます。
この中で一番多く登場するのはどのチャートでしょうか?
- 月足…3枚
- 週足…7枚
- 日足…56枚
ウィリアム・L・ジラーは「日足」をよく見て株式を取引していたということが分かります。
ウィリアム・L・ジラーはどんなトレードをしていたのか?
ウィリアム・L・ジラーはどんなトレードをしていたのでしょうか?
ウィリアム・L・ジラーの著書「マーケットのチャート入門」にはテクニカル分析の中でも特にチャートパターンが数多く例示されています。
残念ながら、そのチャートパターンを見ても、どこで買ったのか、どこで売ったのか、明確なことは書かれていません。
ただし、ここで諦めてはいけません。
ウィリアム・L・ジラーの言葉や例示されているチャートから、どんなトレードをしていたのかを読み取ってみましょう。
まずは、ウィリアム・L・ジラーの言葉に注目してみます。
チャートは、日足、週足、月足、そして年足でも株価の変動を示すことができる。これらのチャートでは、同じパターンが見つかり、同じような予想効果があるが、日足チャートのほうが反転シグナルが早目に出るため、本書ではほとんどの例に日足チャートを使っている。一方、週足チャートや月足チャートは長期トレンドを調べるには便利なので、該当する章の最後にいくつか例を挙げておく。
「マーケットのチャート入門」著/ウィリアム・L・ジラー
この文章からいくつか分かることを抜き出してみます。
- 日足チャートの方が反転シグナルが早目に出る
- 週足チャートや月足チャートは長期トレンドを調べるには便利
この2つの文章から次のようなことが分かります。
- 日足チャートの反転シグナルをエントリーや利益確定、損切りのポイントにしていた可能性がある。
- 「週足チャートや月足チャートは長期トレンドを調べるには便利」ということは、日足で短期トレンドや中期トレンドを見ていた可能性が高い。
また、第2章「トレンド」という項目の中で実際のチャートにトレンドチャネルやトレンドラインを引いてトレンドを紹介しています。
もし仮にトレンドチャネルやトレンドラインを根拠にして売買したと考えると、どれくらいポジションをホールドしていたのかチャート上から読み取ることができます。
第2章「トレンド」の中には4種類のチャートが出てきます。
- 上昇トレンドチャネル…222日間
- 下降トレンドチャネル…139日間
- カーブした上昇トレンドライン…237日
- カーブした下降トレンドライン…159日
この4つのチャートからウィリアム・L・ジラーは半年~1年ほどの大きさのトレンドをトレンドフォローしていたのではないか、と考えることができます。
ダウ理論のトレンド分類は次の通りです。
カテゴリー | 具体的な期間 |
主要トレンド | 1年以上 |
二次トレンド | 21日~90日 |
小トレンド | 20日以下 |
この分類でいえば、二次トレンドと主要トレンドの間くらいの大きさのトレンドです。
まとめ ウィリアム・L・ジラーは「日足」を見て二次トレンドや主要トレンドをトレンドフォローしていた
ここまでの手掛かりを元にしてウィリアム・L・ジラーのトレードスタイルについてまとめます。
- 見ている時間足は主に「日足」
- 月足、週足で主要トレンドを把握する。日足で二次トレンドを把握する。
- 半年~1年程度ポジションをホールドするポジショントレードスタイル
「マーケットのチャート入門」には66枚のチャートが出てきます。
この66枚のチャートのうち、56枚が日足チャートです。
つまり、ウィリアム・L・ジラーは「日足」チャートを見て二次トレンド~主要トレンドをトレンドフォローしていたのではないか、と考えらえれます。
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